テーマ:暮らしを楽しむ(384552)
カテゴリ:山歩き
南八ヶ岳登山(最高峰 赤岳2899m)(硫黄岳2760m)(横岳2829m) 長野県・山梨県 Hujii夫妻・どんぐりの母夫妻の4人でいつものマイカー登山 6月13日(金) 地元出発(19時)~ 14日(土) 諏訪湖SA(14日2時30分)で仮眠、朝食
第一日(6月14日) 桜平P(5時30分)~登山口(5時50分)~オーレン小屋(7時15分)~夏沢峠(7時45分)~冷たく息もできないほどの強風との戦い~硫黄岳(2760m)~横岳(2829m)(10時35分)~風を避けて昼食 一口も食べれない~赤岳展望荘(12時40分)荷物を置いて~赤岳頂上(13時40分)~赤岳展望荘(14時20分)
夏沢峠を過ぎ、硫黄岳に向かう稜線から肌を刺すような強風に、吹き飛ばされそうになりながらひたすら登る。 態勢を低くしても強風に押され、3,4歩よろけてとても危険。 息ができないこともある。 冷たい風のせいか、高山病か、頭痛とはきけ、目まい、唇のしびれ等で体調最悪。 カメラを手に取ることも、時間を手帳に記すこともできない。 風に吹き飛ばされそうになりながら、ただ、「 一歩 一歩 」と自分に言い聞かせながら登る。 どこまでもはだかる険しい稜線。 一番心配していたカニの横ばい状態で進む岩場を無事クリア。 横岳から見る八ヶ岳連峰の最高峰「赤岳」ははるか彼方に思える。
はじめて聞く名の「ツクモグサ」 本州ではここと白馬岳のみに咲くという。 この花を見たくて(hujiiさん)この厳しい季節にやってきました。 寒さに耐えるためのうぶ毛、雪解けの岩場に咲く初々しい姿に感動。 (ここにも小春が・・・) 花の季節には早すぎるけど、「オヤマノエンドウ」も咲いて迎えてくれます。 体調最悪、うつろな目にも「美しい色!」
山荘も近づき這ってでも・・・と自分を叱咤激励。 (実際は這っている様な歩き方なのだけど)
やっと「赤岳展望荘」にたどり着くが、あいにく相部屋は満員、二人ずつ個室に泊まることになり内心「ホッ」 リュックを置いて「赤岳」に登る。 山小屋でひとり寝ていようかと弱気にもなったが頑張る!
赤岳頂上より今夜泊まる「赤岳展望荘」 「横岳」「硫黄岳」など、 あの山の向こうからはるばる・・・と、 「よく来たものだ」とうっとり眺める。
標高3000m近い山荘なのですべて雨水、 それでも大きな五右衛門風呂があるという。 とてもいい気持ちでした。 夕食はバイキング。タラの芽の天ぷら、すき焼き風煮物、カレー味煮物etc・・・ 気温は最高18度、最低-1度。 夕日はとてもきれいそうだけど、外気は非常に冷たい。 大事をとって部屋でおとなしく寝ていることにする。 一緒に登ったみな様、ありがとう。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.22 08:44:02
[山歩き] カテゴリの最新記事
|