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森友学園に対する国有地大幅値引き売買に○○が絡んだ問題(検察は事件でないとしているので問題でしかないが)で自殺した赤木俊夫氏の遺書が公開された。 赤木俊夫氏は国鉄民営化に伴う人員削減で国鉄から各省庁に割り振られて初級採用見做しで採用された人材であるが、彼らは例外なく周囲が驚くほど真面目に仕事をして官庁の中で中級以上のポストに昇任してきた。 もともと高校から国鉄に入るのは大変で、よほど優秀でなければ入れない。 私も仕事の関係で彼らと知り合う機会があったが、彼らは総じて既存の役人とは違う優秀さと真面目さを持っていた。 それは国鉄の現場でしつけられた「うそをつかない仕事ぶり」であり、これが今回の悲劇の元となったような気がする。 鉄道現場でのウソは大事故を招く、そのことを彼らは国鉄時代にしっかりと仕込まれていたのであろう。 そのような環境で育った赤木氏にとって、事実を隠して報告書を改ざんするなどということは耐えられない苦痛であったろうと思われる。 爺が赤木俊夫氏と同県人であること以上に何か身につまされるものを感じ残念でならない。
役所のノンキャリヤ組の方から、上から理不尽な命令を受けて拒否できなかったとき、必ず「何時何時誰からこう命令された」との記録を残すと聞いたことがある。 時には決済文書にもそのことを間接的に書き残すことで、何かあったとき「私は反対だったが、上からの命令に逆らえなかった」との主張をするためだとか、東大一直線のトップ官僚には理解できない世界であろう。 実際には彼らの仕事は部下によって支えられているのに・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
赤木の嫁も今宵かぎり
(2021年12月15日 22時47分12秒)
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