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テーマ:最近観た映画。(40124)
カテゴリ:邦画 か行
(C) 2008『ぐるりのこと。』プロデューサーズ
「お、動いた!」小さく膨らんだお腹に手を当て、 翔子は夫のカナオとともに、 子を身籠った幸せを噛みしめていた。 しかし、そんなどこにでもいる二人を突如として襲う悲劇 初めての子どもの死をきっかけに、 翔子は精神の均衡を少しずつ崩していく。 うつになっていく翔子と、彼女を全身で受け止めようとするカナオ。 困難に直面しながら、一つずつ一緒に乗り越えていく二人
舞台挨拶は 「リリー・フランキーさんと監督」 まるで制服?のように二人ともグレーのスーツを着て お互いを褒めあって 気持ち悪がってました(笑)
フランキーさんはインタビューをしている女性の洋服がとても気になったらしく 『それはスカートですか?』と訊きたがり困らせるシーンも。 私達は面白かったですけどね(笑)
上映時間が2時間20分と長かったので 半ばまで ちょっと間延びした感じがしましたが 後半は とてもいい感じでした。
木村多江さんは、悪女から熟女そして清楚な女性と 色々な役をこなす女優さんで私が好きな女優さんです。 不思議な女優さんだなぁ~といつも感心していたのですが 今回は、わが子を失った悲しみから 精神を病む役どころをされ 本当に病気になったかのようだったのに 後半 夫との関係が修復するにつれ 生き生きとしだす所など 女優さんって凄い!と思わせる演技力でした。
リリーさんは、ただ監督さんの言うとおりにしただけです。と 言われましたが なんのなんの・・そこにいるだけで なんともいえない味のある役者さんでした。
「法廷画家」という存在をこの映画によって初めて知りましたが そういえば、新聞やTVでよく見かけてたんですね。 最後の方で 禿げた3人を画いたものを 隣の法廷画家に見せるシーンがあったのですが アレはたぶんリリーさんが自分で書いたものではないか?と思います。 (違ってたらごめんなさい・・)
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