自己中心的シネマ談

2010/05/21(金)20:57

【RAILWAYS】49歳で電車の運転士になった男の物語

邦画 や・ら・わ行(8)

 (C) 2010「RAILWAYS」製作委員会公式HPはこちら・・大手家電メーカーに勤める筒井肇は、昇進も決まり順風満帆なサラリーマン生活を送っていた。そんな矢先、故郷で一人暮らす母親が倒れたとの知らせが入る。追い打ちをかけるように、入社同期の親友が事故死したとの連絡が...。久しぶりに帰省した故郷・島根で、仕事に追われ家族を気遣うことなく走り続けてきた日々を顧みる。そして彼は決意する。子供の頃夢見ていた"バタデン"の運転士になる事を。 [ 2010年5月29日公開 ] 完全オリジナルらしいので、夢物語では?と思えるかも。いい話なのですが こんなにトントン拍子に行くものか?と。仕事を辞めてから電車の運転手になる家庭に挫折感がないんですよね。ただ・・年齢を重ねても夢を持ち続けるって素敵なことだとは、伝わってくるし自分の大事な家族を失うかも?と考えた時何が自分にとって一番重要なのかと ふと立ち止まってみるのも必要かと。 中井貴一さんと一緒に電車の運転手になった若い男性。これを三浦貴大さん・・そう・・三浦友一さんと山口百恵さんの次男が映画デビューです。長男の祐太朗よりワイルド系ですね。ファイト~~一発~♪のCMでもお馴染みですが演技は始めてらしいです。なかなか堂々とした演技でしたよ。さすがに ぎこちなさも感じましたけど(笑) 奈良岡朋子さんがお母さん役で出演されていましたがさすがに80歳越されたせいか体も小さくなって ほんとにおばあちゃまでした。凛としたお姿しか印象になかったのですがそうですよね・・・80歳とは。。 いい映画でしたが もうひと捻りふた捻り欲しかったという印象でした。エリートから電車の運転手になるというのは確かに【夢】ではあったでしょうがそこに辿り着くまでの心の葛藤とか、試験に臨む時のひたむきさとか。 コノ映画って中井貴一さんだから いい味でたんだろうと思います。素敵な中年ですね

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