2009/11/04(水)00:26
田んぼは減っても休耕田は増える
日本のお米の食料自給率は100%を越えている。
実は日本のお米の生産能力はすごくある。
2008年の日本の田んぼの面積は251万ha。
ただ、日本人がお米をあんまり食べなくなってきたので田んぼの面積は減少傾向。
需要がないので、作付け面積も減少傾向。
これらのデータは農水省のHPにあるので、
田んぼの面積から作付面積を引き算して休耕田の面積を計算した。
↓
田んぼの面積は減少しているが、それ以上に作付け面積が減っているので、
休耕田の面積はむしろ増えている。
2008年の休耕田は日本全国で87万ha
87万haと言ってもピンとこないので、日本の人口でわり算して、
一人当たりの休耕田の面積を計算すると73m2
ボクが家庭菜園を楽しんでいる家の畑が10m2ちょっとなので、これの7倍。
菜園ブームで市民農園が盛んだが、
例えば栃木 ろまんちっく村の貸し農園 クラインガルテンの1区画が50m2
ということは、
休耕田の面積は国民一人づつに50m2の市民農園を貸し出すよりも広い面積だということ。
さらに、ボクの住んでいる栃木県の場合、
田んぼの面積は99,400ha。作付け面積が64,200haなので休耕田は35,200ha。
県民一人当たりの休耕田を計算するとなんと175m2!
全国平均の倍以上!
県内に3.5万haも休耕田があるのだったら、
そのうち1haでも借りて農業に従事しようか?
将来の夢であります。