どさんこだいきち～ゆっくりと空を眺めながら

「復興のともしび」 　～街はやがて蘇る～
　　　　　　　　　　　　　　　　　震災へのメッセージ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


１温もりに包まれたこの街で
　生まれて育った君達は
　大きな翼を広げて
　明日へとはばたこう
　昔の人が守り続けたこの街を
　今　君達が築いてゆく
　澄んだ空のように
　素直な気持ちで見つめよう
　つらいことも乗り越えて
　昔の人が守り続けた　この街だから
　君達も故郷を守ろうよ

２思い出に包まれたこの街が
　一番君は好きだった
　時間がどんなに過ぎても
　決して忘れはしない
　出逢いがあって別れがあってまた旅立つ
　くじけてもいい涙を拭いて
　なにも恐れないで
　索直な気持ちで見つめよう
　明日へと歩いてゆく
　心の中で思い描いたこの街だから
　君達の故郷を守ろうよ

　　　　　　　　　　　　　　　　　作詞・作曲1995年4月3日

忘れてはならないのは、街は復興しても被災された方の心の傷は癒えていません。
震災の年に生まれた子どもたちは今、小学6年生となり、また震災から11年が経過し、あのとき子どもだった子たちはおとなへと成長しています。

震災で傷ついた神戸であっても、自分が生まれ育った神戸が自分の故郷であることを分かってもらいたくて、私はこの曲を作りました。

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