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テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:社会福祉と双極性障害
いつも通院している心療内科のソーシャルワーカーさんから、自分の将来について相談したところ、「当事者ソーシャルワーカー」という視点で仕事をするというのもひとつの方法かもしれないよ、と言われなにかに目覚めました。 今自分は福祉の専門職としてのプロ意識を捨てずに復職しようとしています。 ただ自分に足りないのは、専門職として以前に体調を管理をすること、1日どれくらいの時間勤務ができ、1週間のどれくらい勤務ができるか、それに見合った職種がどれくらいあるのか、ストレスを抱えたときにどう対処したらよいのか、そういういくつもの課題があるということを忘れてはいけないと思っています。 しかし、逆に言えば当事者ソーシャルワーカーのように自分自身の病気の経験を生かして、クライエントと関わる方法は、ピアカウンセリングなどにも出てくるひとつの療法でもあり、援助体系でもあります。 今通っている施設でも、自分自身の資格を生かせる場面は多くあると思います。 ただ、今までできなかったのは自分の体調が安定してなかったからだと思います。 思い起こせば、仕事の出勤前に突然倒れてから5年半、もう少しで6年になりますが、休職→退職→転職→休職→退職→自宅療養を繰り返して、やっと起き上がったのが今年の1月17日、阪神淡路大震災が起きて15年目の日でした。 1年前は1か月一歩も外に出ない日がたくさんあった自分が、今は週2回なりとも3回なりとも、1時間の通勤電車に往復揺られて、午前9時から午後3時半までの間、施設の作業やプログラムに参加し、たくさんのメンバーと会話している、この成長は本当に自分で自分を褒めてあげたいと思うし、これからまだ先、就職に向かって成長してきたいと思います。 逆に言えば、1年前は考えてもいなかった自分が今ここに居るということを大切にして、さらに1年後は今でさえ考えてもいなかった自分であることを楽しみにしたいと思います。 夏の暑さももうひと段落 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月18日 16時37分35秒
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