昨日(2009年1月23日)タラップが落下した事故のニュースがありました、
固定ボルト4本が全部折れると言う表現がされていますが
ボルトが切断されたと考えられます
あの使い方はボルトを切断する工具と同じ構造で、切れて当たり前の使い方です
ホームセンターとかで売っているネジを切断する工具と同じ原理で
ただスケールが大きいだけです、プロの設計とは思い難い
ボルトが切断して事故になった例として
エレベーターの逆走事故
トラックやバスのタイヤが走行中に外れ飛び事故等々
(一度に複数のボルトが切断している)があります、
すべてボルトの使い方を誤った事により発生している典型的な例です。
ネジやボルトは止めるだけがお仕事(今回の例ですとフックとタラップが外れないため)ですから、
ボルトが切断してしまうような力を加えるドジ設計としか言えないでしょう。
(先にボルトが無い状態でも充分支えられる構造設計が必要と言う事です)
『長さ約29メートル、幅約1メートル、重さ約3トンの(後日調査で倍の6トンであった事が判明した)
鋼鉄製タラップの先端についたかぎ状のフックを留めたボルト(直径18ミリ)4本と
フック1個が海中などから見つかった。ボルトはすべて折れていた』
『ボルトが原因です』でかたずけると、同じ事故はまた起きます!『ボルトは原因では無く結果です、原因を直しましょう!』
★『荷重超過が原因か 固定ボルト全部折れる。』★
★『ボルトの使い方に物申す。』★
(後日調査で倍の6トンであった事が判明した)を追加