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テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:暮
タイ人は、基本、性善説で生きていると思う。バイクにヘルメットを置きっぱなし、玄関先に靴を脱ぎっぱなし。盗まれるとは思っていないし、現になくならない。とは言え、犯罪は日々起きている。
コンドミニアムの玄関ドアは、ドアノブの内側のボタンでロックして、ドアを閉めるタイプ。しかも、外側から鍵はかけられない。インロックのリスク回避のために、外から鍵で閉める習慣づけをしたかったが叶わず。内側にはドアチェーン。長めなので、手を突っ込んでドアノブを回せる。そして、外側に南京錠がつけられる。確かに、このドアノブでは心配。だが、部屋にいるときに外から鍵をかけられたらどうするんだ? と思って学生に言ったら「それはないわ~」。閉じ込められる事は心配しないのか・・・ 案の定インロックした。立て続けに2回。 1回目 出張から帰った夜9時に途方に暮れる。なんと2週間、鍵を持っていないことに気付いていなかった(日本の家のカギと勘違い)。コンドミニアムの警備員さんに言ったら、マスターキーは持っていない。管理オフィスにあるが、もう閉まっている、とのこと。 そこで登場したのはドライバー。警備んさんが、そいつでドア横の窓のガラスを2枚外し、私が手を突っ込んでドアを開けた。 警備員さんに通訳してくれた通りがかりの住人曰く「あなた運がいいわ。隣の部屋はドアと窓との間に壁があるから、開けられないもの」。この部屋になった時、ドアのすぐ横にガラス窓があることが気になったのだが、自分が手を突っ込むとは・・・塞翁が馬。 2回目 完全なケアレスミスでインロック。平日の夕方だし、まだオフィスは開いているだろう、と、すぐ警備員さん(1回目とは別人)に言う。バイクで出かけた警備員さんが、お兄さんと一緒に帰って来た。 お兄さん、私の部屋のドアノブの根元を緩め、カチャカチャやって、元に戻す。にっこり笑って「開いたよ。200バーツ。」えー!鍵屋さん?一体、何屋さん?! 翌日、合鍵を作った。40バーツ・・・覚りの道は遠い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.17 22:03:34
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