テーマ:いいもの見つけたよ(20125)
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サンタマリア (Santa Maria) サンタマリアはコロンブスが新大陸発見の際に彼の座乗する旗艦となった船として有名です。 1492年8月3日に、サンタマリア号、ニーニャ号、ピンタ号の3隻の編成でパロス港を出発したコロンブスは、約2ヶ月後の10月12日に西インド諸島の「サン・サルバドル島」を発見。その後「キューバ島」「イスパニョーラ島」を次々に発見しますが、残念なことに、12月24日サンタマリア号はハイチ島近海で座礁、修復の余地がないほど破損してしまいました。 サンタ・マリア号は、歴史上とても有名な帆船なのですが、要目などの具体的詳細はあまり記録に残っていません。そのため、サンタ・マリアの絵画や模型は復元者の考え方によりまちまちなものが世界各地に存在しています。サンタ・マリアを復元するには、ほとんど全ての事柄を、推定するしか方法がないのが現状です。 史実などから、この時代にあって唯一の遠洋航海に適した船種はキャラック船であり、長さ約24m、幅が8m弱で80トンから110トン程度だったと考えられています。また、コロンブスの航海日誌から、3本のマストとバウスプリット、フォースル、メインスル、メイントップスル、ミズン、スプリットスルの、5枚の帆に、メインスルの下側に、ボンネットとドラプラーと呼ばれる2枚の細長い帯状のセールなどが取り付けられていた事がわかっています。 コロンブスはサンタ・マリアの性能を「船足が遅く操船が困難で、喫水が深すぎて発見のための航海には不適切な船だ」と記述しています。航海の途中で座礁したのも、この深すぎる喫水が原因だったのかもしれません。 REAL 帆船「サンタマリア」参考資料(推定仕様) 船 型 : キャラック 全 長 : 28.96m 幅 : 7.63m 喫 水 : 3.66m 排水量 : 90GT 満載排水量 : 233GT サンタマリアはコロンブスが1492年にスペインの港から西インド諸島を発見する航海にでた時の旗艦です。 この木製帆船模型のキットは、実物の45分の1の大きさで全長は750mmあります。 セールモデルで、部品の点数も多く本格的な帆船模型作りを楽しんでいただけます。 木製部品は精密な設計としっかりした材質で、レーザー加工により改良されているため、組立やすいキットに仕上がっています。 中級者~上級者向けのキットです。 ・船体の工法はキール式船体(プランク・オン・バルクヘッド工法)で、キールに隔壁(バルクヘッド)が11枚で構成される構造です。 ・船体の外板張りは二重構造を採用しており、下張り材の上に表面外張り材を張ります。 完成品寸法 : L:750mm W:390mm H:690mm パーツ : 木製部品 50種金属部品 26種 製作参考時間 : 約100時間 加 工 : レーザーカット加工 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月19日 23時28分13秒
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