トッポッキと言えば、韓国の屋台メニューとして有名ですね。
あれは、見るからに辛そうな真赤なソースが絡まっていますが、
今回作ってみたのは、辛くない宮廷料理のトッポッキです。
↓この本を見て作ってみました。
日本の食材でつくるチャングム・レシピ
あの『宮廷女官 チャングムの誓い(原題“大長今”)』の料理ブック。
チャングムの時代はまだコチュジャンがなかったそうです。
「日本の食材でつくる」とは書いてありますが、
料理によっては、手に入りづらいものも使われています(^_^;)
このトッポッキレシピではこの二点でしょうか。
| トッポッキ
うるち米でできた粘りの少ないお餅。これは最近輸入食材店などで手に入りますね。
今回使ったのは500g入りの画像のトッポッキです。
テキストリンクから他のタイプも検索できます。
| | 韓国かぼちゃ
これは専門店に行かないとなかなか手に入りません。韓国ではポピュラーな食材で、チゲに入れたり天ぷらにしたりもするそうです。一度食べてみたかったので購入してみました。なければズッキーニで代用可。 |
下の画像が、朝鮮かぼちゃです。
ズッキーニより色が薄めで、形もふっくらしています。
中はうっすら黄色で、ちょっとプリンスメロンっぽい感じの色です。
皮ごとスライスして使います。料理の色合いを明るくする食材ですね。
味も癖がなく、美味しいです。
それではレシピを。
本にはもっと細かい分量設定や、野菜を下茹でしたり別々に炒めるとかの行程があります。
宮廷料理としては当然なのかもしれませんが、家庭で気軽に作るにはちょっと…。
というわけで、面倒臭がりの私がかなり端折ったバージョンでお届けします。
調味料の量は勿論、味を見ながらお好みで調整してください。 |
| 【材料】
トッポッキ用のもち 200g←もう少し多めで♪
牛薄切り肉 70g…細切り←合い挽き肉で代用
干し椎茸…戻して薄切り
A(醤油、砂糖、ごま油、酒、すりごま、みじん切りのねぎ、胡椒、おろしにんにく…全て少々)
緑豆もやし 70g
にんじん 1/4本…千切り
玉ねぎ 1/4個…薄切り
朝鮮かぼちゃ 1/2個…厚さ2,3mmの半月切り
B(塩・胡椒 少々)
C(ごま油、塩、胡椒、砂糖、醤油、すりごま)
※ 卵 1個
【作り方】
1. 牛肉と椎茸にはAを混ぜておく。
2. 野菜は火の通りにくいものから順に炒めて、Bで軽く味付け、一旦取り出す。
3. トッポッキ用の餅は大きければ一口大に切り、別鍋で軽く茹でてよく湯を切る。
4. 1.を炒め、火が通ったら3.の餅、2.の野菜と順に炒め合わせていく。
5. Cで味を調え、最後にすりごまを振ってできあがり。
※ 卵を今回入れ忘れましたが、入れる時は、白身と黄身に分けてそれぞれ薄焼きにし、細く切ったものを仕上げに散らすんだそうです。
入れた方が華やかになりますね。面倒なら混ぜて焼いてもいいと思います。
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できあがりはこんな感じです。
仕上げのすりごまと、薄焼き卵の千切りを散らすのを忘れたので若干地味。
目立ちませんが、少しのぞいている白いものがトッポッキのお餅です。
これなら、辛いものが苦手な方にもおすすめできます。
日本人が馴染んだ、あの醤油と砂糖の甘辛い味と思っていただければ。
いろんな食材が混ざっているので深い味わいがします。
美味しくいただきました。 |