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カテゴリ:CDさ行
ドラマCD最遊記の10巻でも思ったのですが。アニメとは違って、制約が少ないからか?原作通りにお話が進みます。 10巻で思ったのは、アニメじゃ実のお姉さんと恋人になる・・と言うのはタブーで。それを揶揄するような清一色のセリフは、NGワードになってしまい、普通に恋人と言う設定になっていました。今回は、本編の方で妖怪に「俺のアニキの目玉だ!」と小瓶を突きつけられた悟能が、自らの手で自らの眼球をえぐり出すと言うシーンがNGだったのだと思います。まぁ、アニメの絵で見せられていたなら、かなり気持ち悪かったと思いますね。 アニメでは、間一髪悟空が「綺麗な目だと思ったのに」とストップをかけたため、目の周囲に傷を付けただけで終わりでしたが。ドラマCDでは、効果音付きでしっかり自傷行為をしてましたもの・・。分かっていても、あのシーンはかなり気持ち悪かったです。悟能は、とっくの昔に痛みは感じていなかったのでしょうか?殴られたシーンでは、かなりうめいていたのですが。自傷行為の時には、痛みすら感じていない静けさが怖かったです。 それを静かに淡々と「あぁ、足りないとおっしゃるんですね」ともう片方にも手をかけようとする悟能・・。石田さんが静かに切れた八戒を演じると本当に迫力ある声音になっています。静かに切れると言うのは、正確ではないですね。 八戒と言うキャラの、笑顔で技を繰り出すシーンやさりげなく毒を吐く怖さの一端に通じる気がします。 ただ、アニメでは絵で処理した三蔵の経を唱えるシーン。ドラマCDになったなら、どうなるかな?・・と思っていましたが。三蔵以外のメンバーによる「一切の迷いのない声」と言うモノローグや過去の想い出のシーンになっていて。そこが微妙にちょっと不満でした。絵がなく、音で聴かせるドラマなのですから。別の切り口で三蔵のお経を表現して欲しかったですね。 たとえて言うなら、影の館でミカエルが儀式を行った時。声優さんの発声練習のような声を重ねた事で、荘厳なシーンを演出していましたが。あぁ言う感じの音で出して欲しかったかな? 絵がない分、悟浄の間で喋る事が出来るとおっしゃる平田さんの「悟浄の断髪式」のシーン。ここは、本当に絵が見えてきました。アニメではなく、原作の絵がそのまんま思い出されてきましたね(^-^)。 オリジナルドラマでは。何か得体の知れないものを飲み込んでしまった悟空・・は、まぁ良いんですよ。と言うか、悟空なら得体の知れない物でも、食べられるもの(口に出来るもの)なら何でも消化しそうな気もしていますが。 しかし、かなり気になったのは。最後に電話のベルがなって。電話をとったら「キシャー」と言う音?声が・・。そのまま電話を切っていますが。あの電話は一体どこの電話?ムービックとかフロンティアワークスの電話なのかしら?少なくとも、最遊記の世界では電話は見た事ないですし(大笑)。ドラマの落ちの部分であっただけに、落ちが分からないと辛いですねぇ(^^;。11巻ではなかったオリジナルドラマが復活していたのは、嬉しかったのですけどね。 フリートークでは。自分の役名と名前を名乗るトラックで、保志さんが自分の名前を言った後に首をかしげてしまった事がメインになっています。おかげ?で、予定されていたマイブームなどのお話が聞けないまま時間が来てしまっていたのが気になります。フリートークって時間制限、やっぱりあったのねぇ(大笑)。 ちなみ?に。11巻以降は、江流や光明三蔵法師はアニメ・RELOAD版の声優さんになっています。最遊記でしか聞くことが出来ない成田さんの穏やか?な役である三蔵法師が楽しみだったので、変わってしまって残念でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月06日 20時46分17秒
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