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2007年02月14日
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カテゴリ:CDら・わ行


1巻に続いて(出来たら、あまり時間をおかずに)お聞き下さい。
・・・と言うのも、1巻で既に人食い穴の話は出ていまして。原作を知らないで買った私としては(王都妖奇譚が好きだったので。その岩崎さんが描いたお話と言うことで、興味を持ったのです。それに、キャスト陣が豪華じゃないですか(大笑)それで聴いてみようかなぁ・・と思いまして)1巻を聴いた時に「何のこっちゃ」と思ったものです。

世界情勢が暗い方向に向けて、加速していく中。陸軍など一部の軍部が、世界経済に影響を与えるかもしれない古代の遺跡を発掘し、それを解明する事で古代の叡智を自分たちの物にしようと考えている。
人食い穴は、そうした軍部が目を付けた遺跡の一つ。他にもいろいろある遺跡を発掘する上で、アドバイスをし。かつ軍部に協力してくれる人物の査定を行っている。その査定を行っているのが、新聞記者を装っている那珂川。査定対象の候補になっているのが、主人公の遼太郎と詐欺師まがいの犬神。那珂川の上司になるのが、彼の兄の友人であった篠原とその忠犬・岩槻。かなりの野心家と思われる篦岐宮。
そんな中、身分を隠して遼太郎と接触している那珂川ではあったが。遼太郎の人柄にふれるうち、遼太郎を自分が守ろうと思うようになる・・・と言うお話なんですね>このドラマCDの時点では。

原作を読んでいないので、この後、お話がどう進んでいくのか?那珂川の亡くなったお兄さんや、遼太郎の父親(犬神の師匠)の話、軍部の方々の思惑と遼太郎がそれを受けるのか?謎も残ったままですし、分からない事も山積みではありますが。まぁ、この時点までの総括としては、上にまとめたようなものでしょう(^^;。

それを知らずに聴くと(私がそうなのですが)。浪漫・・・つまりは、埋蔵金だとか古代のロマンに魅せられた男達のお話かな?とか、遺跡に隠されたトラップを解除しながら先に進む、インディ・ジョーンズみたいな冒険活劇かな?とか、遺跡を調査する上でお宝を狙っていた軍部と対立しちゃうのかな?(この辺りは、やっぱりインディ・ジョーンズのナチス軍みたいな感じね)などなどを予想しながら、聞き始める方もいらっしゃるのではないかと思いますが。予想されうる範囲ではないお話の展開に「んーっと」となってしまいます。
しかも。このドラマCDは1巻も2巻も、時系列でドラマが進まない。だから余計に「んーっと」になるのですね。おそらくは、掲載された漫画が過去と現在のエピソードを行ったり来たりしながら、人物を掘り下げていくパターンだとは思うのですが。1巻を聴いて面白くなければ、2巻を買う人が多いとは思えないので(2巻まとめて買うには、コミックなどと違ってCDは値段が高いのですから)、漫画をそのままドラマ仕立てにするのは、どうなのかなぁ?と思ったりします。何を描いて、何を描かないでいるか・・と言うのも大事な要素だとは思うのですよ。そのまんま、人気コミックや小説を音にしただけ・・と言うのじゃ、あまりに芸がない(苦笑)。
また、上に1巻と2巻を通しての内容をまとめてみましたが。主人公は遼太郎なのですが、視点を那珂川においた時の方がわかりやすいんですね。遼太郎の視点でこのドラマCDまでの時点をまとめようとすると、軍部の動きが分かっていない彼では、書けない部分もあるんですよね。そういう意味でも、遼太郎を主人公に据えてお話を描くのなら、もっと漫画の進行とは思い切って違う方向でまとめても良かったかな?などとも思います。そう・・・例えば、那珂川のナレーションによる一人称のドラマにしちゃうとか(゜゜)\バキッ☆。

まぁ、通して何回も聴いているうちには、お話の流れも分かってくるので。そうしたらこっちのものです(大笑)。
呪われた埋蔵金のエピソードでの、羽佐間扮する教祖様の怪しげな呪文。そのいかさま・ペテン師っぽい演技をイキイキと演じられている堀内さん。
そして、自分こそが浪漫の毒に侵されているかもしれない遼太郎の熱き心。そのクールさと熱さの両面を併せ持つ遼太郎が、そこに居るような松本さん。
張り切り盛り(大笑)の青少年、ムードメーカーの伊織。犬神との会話で、遼太郎を第2の父親として慕っている気持ちを見事に印象づけた福山さん。
オープニングだけだった森川さんに、エンディング(しかも1ページだけ)の速水さん。オープニングとエンディングのみの大川さんは、本当にもったいない!!この軍部3人組の活躍が、個人的にももっと聴きたかったです。
志半ばにして倒れた者は、倒れてしまった事よりも先に進めなかった事を悔いていると言い切る那珂川のセリフが、本当に印象的な櫻井さん。今回も、上品なお坊ちゃまの顔がふとした時にかいま見える演技が素晴らしかったです。櫻井さんって、気品漂うお坊ちゃまの役って似合うんですよね(^-^)。

そしてそして、個人的に一番受けたのが。詐欺師・犬神の平田さんでした。出番としては、「人食い穴の真実」のトラックのみ。しかも、遺跡に彼らが入った後での合流なのですから、出番としては決して多くありません。なのに、犬神の存在が一番大きかったです。何よりも、自称が「僕」!!これだけでも、「うわぁ・・うわぁ・・凄く、凄く新鮮!!」とのたうちまわりたくなりますね(大笑)。
そう言えば、平田さん演じる役で「僕」と言う役は私は初めてでして。遺跡で軍人さんの足を銃で撃って、遼太郎を試すシーンなどでの悪人っぷり。その冷静さと僕と言う自称の差が、もうたまりませんでした。平田さんファンは、抑えておきたい一枚になるかもしれませんね(^-^)。





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最終更新日  2007年02月15日 02時27分30秒
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