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女性同士の恋愛を描く5編の短編集。一般的な理解を超えた恋愛故に強く心が結ばれる事とその反動との葛藤が描かれている。
性別を超えた恋愛だからそれなりに様々な苦悩や不安はあるが、最後の「燦雨」でうまく結論に導かれた・・・ような気がします。全体を通して独特の雰囲気を醸しだしています。 主題とは関係ない部分なのですが、昔 離婚して出て行った親に対して息子が「親は子供を捨てる事が出来るが、子供は決して親を捨てられない(繋がりを断てない)」というセリフが印象的でした。 余談ですが読みながら「困ったなぁ どうもこれは自分なんかが読むべき本ではない気がするなぁ うぅ ごめんなさい」という何故か申し訳ない気持ちでいっぱいでした。(汗) おすすめする方 :寛大な恋愛感を持つ方 おすすめしない方:普通な方 5段階評価:★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/11 08:19:46 AM
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