グシャグシャ

2007/11/20(火)23:58

「予知夢」 東野 圭吾

レビュー(書籍)(309)

物理学科助教授 湯川が怪現象を伴った殺人事件を解き明かす「探偵ガリレオ」シリーズ第二弾。「夢想る(ゆめみる)」、「霊視る(みえる)」、「騒霊ぐ(さわぐ)」、「絞殺る(しめる)」、「予知る(しる)」の五つの短編。 子供の頃から結婚相手として予言していた名前をもつ相手と出合う事で事件が起こる「夢想る(ゆめみる)」、彼女が殺された頃に彼女の霊を見てしまった「霊視る(みえる)」、ある事をきっかけに家がポルターガイストのように揺れる「騒霊ぐ(さわぐ)」、殺人事件の被害者の関係者全てに怪しいアリバイのある「絞殺る(しめる)」、同じ女性の自殺を二度観てしまう「予知る(しる)」・・・どれも少しオカルトっぽいミステリーです。 実は「夢想る(ゆめみる)」と「騒霊ぐ(さわぐ)」については既にドラマで観ていました。1時間ドラマの所為か 原作より念入りに作られているようでドラマの方が良いです。そう考えれば原作はもう少し長めにしてじっくり書いて欲しいような気がします。 おすすめする方 :結婚して後悔した人より結婚しなかった事に後悔した人の方が少ないと思う方 おすすめしない方:予知夢を観た事がある方 5段階評価:★★★

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