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学生時代の大きなトラブルによってバレーボールをやめた主人公が、ある高校の文芸部の顧問になって多くの事を経験する物語。
文芸部・・・顧問と部員がそれぞれ一名、延々と文学を楽しむだけというなんとなく不思議な部です。でも体育系の部活の人の「毎日 本読んで何が面白いんだ?」という問いかけに「毎日 同じようなストレッチ、筋トレ、練習の繰り返しより、毎日違った文学に出会える事の法が楽しい」という返答が良かったです。 誰でも一つくらいは過去を引きずって生きていると思います。瀬尾さんの作品は 優しい文体で淡々と進みながら、ラストできちんと読み手に問いかけ(決して結論ではない)をしてくれるのがいいです。 おすすめする方 :神様にあってみたい方 おすすめしない方:不倫は苦しいって方 5段階評価:★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/04/25 11:43:29 PM
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