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十三編のユニークな短編集。
「黒笑小説」というよりも「苦笑小説」って感じでした。文学系の賞の裏側をパロディにした作品がいくつかありましたが 楽屋ネタであり 出版関係な方には面白いのかもしれません。それ以外も特に目新しさはなく「東野さんがこれを書かなくてもいいのでは?」と感じました。巻末に書評を書いた奥田英朗の作風です。 作品の中では捨てた男を無理やりストーカーに仕立て上げる「ストーカー入門」や売れない芸人が鉄仮面なホテルマンを笑わせようとする「笑わない男」が楽しめました。 おすすめする方 :時間があまっている方 おすすめしない方:売れない芸人な方 5段階評価:★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/05/29 11:09:26 PM
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