カテゴリ:レビュー(書籍)
満州の王者となる予言を受けた馬賊の長とその元に集う兵士達。そこに西太后・袁世凱・徐世昌・梁文秀などそれぞれの思いが交差する。
国家の動向や正義について大いに考え直させられる一作。 予想通り「蒼穹の昴」よりもはるかに読みやすく感じました。 孫文や溥儀についても詳しく書かれていると物語のバランスが取れたように思います。 ある二人の会話。「なぜ宦官になどなった」「なにゆえ、馬賊などにおなりになられたのですか」は「蒼穹の昴」から読み続けた人にとっては涙なくして読めない・・・はず。(汗) 映画「ラストエンペラー」が観たくなりました。 おすすめする方 :「蒼穹の昴」を読んだ方 おすすめしない方:「蒼穹の昴」が未読の方 5段階評価:★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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