私の夢は現実になる

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• 未来を変えるには、今を変える

  今を変えるには、今の意識を変えれば良いんです。自分は過去の自分とは違う人間だと想像してください。今から変わると宣言して、過去を振り返らず過去を思い出さずに、自由に今を作り出してください。自分が変わるのです。なりたい自分をイメージしてください。あなたのなりたい自分は、どんな人ですか？そのひとは、どのような行動や振る舞いをしますか？例えば、お金持ちになりたいと思っていても小銭をじゃらじゃや持っていて、レシートがいっぱい入っていて、何年も使っている財布を持っていて、一円でも安く値引シールを貼られた物を買っていては、今までの自分と全く変わっていないかもしれません。あなたの理想とするなりたい自分は、部屋が片付いていない、洗濯物がたくさんある部屋に、住んでいますか？毎日、仕事の愚痴をこぼしていますか？先ず、自分がなりたい自分は、どんな人で、どういう生活をしていて、どのような振る舞いをしているのか、イメージしてみてください。それに近づくには、理想の自分が、どのように生活するか、実善してみてください。綺麗な部屋に住み、仕事の愚痴を言わず、美味しい物を食べ、好きなところに旅行に行く。初めは必要以上に背伸びしないで、ちょっとだけ背伸びする感じでやってみてください。出来るところからやってください。その行動に対して、否定的になったり、疑念を抱いたりしないでください。常に、「大丈夫、出来る」と言い聞かせて行動すると必要なお金や、必要な時間がやってきますし、あなたの望む物もやってきます。

  2023.06.16

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• 大金を手にする方法

  大金を手にするには、本来の自分になることです。自分の好きなことをやり、やりたくないことはやらない。「仕事なんてやりたくない」と思います。しかし、仕事をしないでどうやって暮らしていくんだ！と思い嫌々仕事をします。それは本来の自分ではない行動なんです。自分のやりたい仕事を見つければ、やりたい仕事に就けます。すると仕事が楽しくできます。　大金を手にしたいと思っていたとします。しかし、自分の思考の中に「大金を手にすると、悪い人から騙される」「大金を手にすると悪いことが起きる」など、親や先生や周りからそう言われ続けていたことが自分の思考の中に入っています。さらに、「質素に暮らさないとお金はたまりません」などと質素が良いと思い込まされてきています。確かに、自分の現在のお金の中で、生活していますので、使い過ぎて、債務超過になれば破綻の道へ突き進んでしまいますので、考えて使わなければいけませんが、必要以上に、自分のやりたいことを我慢してまで倹約に努めることは健全ではありません。先に目標があってイメージできて、それが楽しみで倹約しているのなら良いことです。今、楽しいこと　楽しみなこと　やりたいことをなるべく優先しお金のある自分をイメージして、お金のある自分ならこういう行動をするとイメージして、少しは行動に移しそれが自分の望みであると楽しんでください。すると、徐々に、本来の自分の望みが良くわかってきます。お金が幸せなのか、やりたいことをすることが幸せなのか愛されることが幸せなのか　　愛することが幸せなのかいくら欲しいのか　　何故何のために欲しいのか　　ただ漠然と1億円欲しいではなく　　お金は等価交換の手段に過ぎないので、何が欲しいか具体的に考えてください。欲しいものがいくらするかで、金額が決まります。欲しいものに対し、ネガティブな感情がなければ望んだことは全て手に入ります。焦らず　ゆっくり待ちましょう。欲しいものは、誰かがプレゼントしてくれるかもしれないし、相続で入るかもしれないし、　宝くじに当たるかもしれないですから、「宝くじに当たる　」　や　　「1年後に　」などと、方法や、期間を　一つに固定しないで「手に入る」とイメージするだけで良いです。

  2023.06.14

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• 効力のあるインドの秘伝

  インドから伝わった密教があります。そのマントラにどれだけの効力があるかといえばかなりあります。（もちろん、日本の仏教にも伝わり、お経に効力があります。）私のところにやってきた、ある女性と男性女性の方が主導権を握り、男性は弟子かマネージャーのような感じ私のサロンの中に　「マンモスの牙が見える」と言った。（私は、「過去世でマンモスと共にアメリカ大陸に渡った」と何人ものチャネラーに言われたこともあるし、それをルーツとしたセミナーも受け、伝授も受けたことがある。）その時点で、かなり見える人だと思ったが何度かお会いして、自分の方から話し始めた。その方達は、お店や事業などを成功させる能力を持っていてそれを生業にしているようだった。かなり危険な方々達からも依頼を受けているようで疲弊はしていた。インドの秘伝の中に、商売を成功させたり、お金がたくさん入ってきたりする方法があるのは知っていたが、それを使えるようだった。それは、かなりの高額だが、効果がありその数倍の利益が生み出されるただ、効果は数ヶ月しか持たず、継続するには、2〜3ヶ月に一度同じことを繰り返していかなければならないというものだった。本人から直接聞いた話ではないのだが、すぐにわかった。インドの秘伝やマントラは、大変効力があります。ただ、私たちにもそのような力が備わっていますので、自ら切り開いていくと、今後の宇宙との繋がりも早く訪れるのではないでしょうか。

  2023.05.25

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• 自分の本当の願望を叶える

  あなたは、自分の本当の願望は何ですか？それに向かっていますか？その願望を叶えていますか？自分の願望を考える時、もしかしたら本当の願望は叶わないと諦め、他に目を向けているかもしれません。本当の願望が分からなくなっているかもしれません。「痩せたい」と思う願望があると思い込んでいた時もしかしたら、本当は、「周りの人が痩せろと言うから」「人目が気になるから」「少し太っていた方が私らしいけど　…」など本来の気持ちとは裏腹に、周りに流されて願望が変わってしまっているかもしれません。自分に正直になるには自分自身を愛する事です。自分を好きになってください。本当の願望を、もう一度考えてみてくだい。お金は、本当の願望を叶える手段にしか過ぎないので「お金が欲しい」は除外してくだい。自分を好きになって、本当にやりたいことを見つけてください。

  2023.05.23

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• 「開花する」とは

  ブレイクスルーしたいとか、開花したいなど先ずは、現状を打開し先に進みたいと考えます。毎日、瞑想したり、スピリチュアルトレーニングしたり、神社に行ってお祈りしたり…私が、ブレイクスルーした　たくさんの人を見てみると、ブレイクスルーした事に気がついていない人が多いようです。ブレイクスルーした状態、開花した状態とはどのような状態なのでしょう。先ず「分かる」と言う感覚が芽生えます。「見える」「聴こえる」ようになればわかりやすいのですが、分かると言う感覚は、わかりにくい自分自身で考えたことのように感じてしまうからです。開花した状態は、他に「新しいアイデアが浮かぶ」があります。それは、自分の仕事や遊びでも、楽しく真剣に考えていれば新しいアイデアがポンポン浮かんできます。アイデアが浮べば、さらに楽しくなってきます。楽しい毎日を送るためにブレイクスルー「開花」してみませんか？瞑想や、呼吸法を練習するといいでしょう。もしくは、そこまでしたくないという人は、神社に行ってもいいでしょう、あなたの願いを叶えてくれる神社に巡り会えば、すぐに効果があらわれます。

  2023.05.19

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• 本当の金運とは

  本来お金は、循環しています。お金には色々な気持ちが入っています。気持ちや思念を循環させています。お金（給料など）が入ってきたらとても「喜ぶこと」嬉しい、楽しい、幸せと言う気持ちを注ぎ込みます。そして自分の本当に欲しいもの使いたいものにお金を支払って手に入れます。お金を渡す時、「ありがとう、またこの商品（旅行とか）で幸せになれます。」と言う気持ちでお金を送り出します。すると、幸せが、あなたから循環します。商品を手にしたら、「私の元に来てくれてありがとう、本当に欲しかったんだよ！嬉しい！」と言う気持ちを商品に送ります。すると気持ちよく使えますし、食べ物なら美味しくいただけます。本当の金運とは、「幸せを循環させることが出来ること」「お金をあまり使わなくても幸せを感じることが出来ること」「自分に回ってきたお金で十分満足できること」です。自分に必要なお金は、入ってくるので心配しないでください。それには、不安に思わないでください。お金の心配をすると、不安な未来が現実になります。「お金がない、貧乏だ」と言っている人は、お金は入ってきません。幸せを感じていれば、幸せな未来がやってきます。「私は裕福だ」と自分に言い聞かせて海外旅行に行きたい、家が欲しいと思ったら、楽しく絶対手に入ると妄想していてください。そうすれば、必ず手に入ります。現実になった時、とても喜んでください。

  2023.05.17

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• 本の出版の夢が叶う

  ホームページとブログで、関心のある人に対して発信して行った。日本初、世界で流行の兆し、などで、商品のデモンストレーションとその商品の使い方練習会を開いた。初めは月に2回ほど　数名集まった。　その後、10名ほど集まって来るようになったので、毎週開催した。なかなか広まらないけれど、地道な努力は続く… 　ある日、電話がかかってきた、TVの通販番組で、他の業者の商品のデモンストレーションをしてほしいという連絡、その商品の第一人者としてだ。迷ったが、そういう紹介ならと引き受けた。それをきっかけに、TVで取り上げてもらえるようになった。　すると、本を出さないかという依頼が来て、ライターが代わりに書き、HOW TO 動画付きの本で、商品の紹介と購入方法なども書いてくれるというのだ。　本の発売日を期待していた。発売日から1ヶ月ほど私たち2人では対応できないほどの通販の注文が来た。その後は、テレビの出演依頼などで忙しくなり、メディアの露出も増え商品もたくさん売れた。その勢いで、大阪クラスも初めてお客さんもたくさん集まり、大阪のテレビ取材も受け大盛況だった。ただ私たちは、こういう流行は、一過性のものと思っていたので、思った以上の展開だったにも関わらず、意外と冷静で、この流行が終わった時のことを考えていた。　ここまで流行ってしまうと、終わりは近い、流行にあやかって2番手　　3番手の業者も出てきた。引き際が肝心と、在庫を減らし始め、引き継いでくれる子に全てを譲り辞めることにした。さあ、次は何をしよう〜

  2023.02.22

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• 次の目標

  売上げ目標達成したころには、街もどんどん変わっていき、はじめはストリートファッションの店が多かったのだが、どんどん高級ブランド通りになってしまった。　私たちのような、古い民家を改造したような店はもうなくなってしまった。不動産屋さんの言った「ストリートは生きている」がまさしく目の前で起きている。めまぐるしい速さで起きている。地方都市が発展し、プチ原宿がどんどんできて、原宿に来なくても地方で完結できるようになっていった。客層も変わって行ったので、売り上げは落ちて行く。次の目標を立てる時期が来たのだ。　そんな時、大家から立ち退きの話が出た。この古い民家もビルになるのだ。もう売ってしまったのだという。立ち退き日までの間に次の展開を考えなければいけなかったのだが、他の候補地も見つからず、新しい商材も見つからず、立ち退きの日が来てしまった。ただ、良かったことは、ストリートも目まぐるしく変わってしまったが、私たちが扱っていた商品が、かなりトレンドアウトしてしまいコアなファンしか残らず、売り上げがかなり落ちてしまったこと。このまま続けていたら、もしかしたら赤字になってしまったかもしれないということ。いい時にこの店の終わりを迎えられたことが、幸いだったと思う。　店を閉じて、事務所も移転し、心機一転商材探しに海外を回って、面白い商品を見つけた。また、2人で新しい展開を考えることが出来る。アメリカに行きセミナーも受け日本人で初めてその資格もとった。新しいものを世間に広めるにはどうしたら良いか考えた。ブログ、ホームページで展開して、雑誌　テレビが来てくれれば広がる。　商品をたくさん売るには、そうだ本を出そう！本を出したい！まだ本を出したことがないから新しい展開だ。　またまた夢は広がる。願望がたくさんあるのでワクワクする。　早速ブログやホームページを作りアクセス数を増やす努力をした。

  2023.02.21

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• 願望は叶うので、詳細も考えること

  行列のできる店になる前は、3坪でもそこそこの売り上げだと思っていたが、売り上げ1億円にも達していなかった、なぜなら、単発で行列ができているだけで毎日できているわけではない。しかしこのまま毎日行列ができていれば、売り上げ1億円イヤイヤ2億円も夢ではない。「売り上げ目標2億円にしよう！」軽いノリで、2億円と言ったけど、3坪の店でどうやったら良いか？？高額品を売るか、今までの何倍も売る　しか方法はない、でも、目標2億円！ここは譲らなかった。ある時、10万円くらいの商品が発売している事を知ったのだが、雑誌などで見かけたことはなかった、メーカーに直接訪問し話を聞くと、なかなか売れていないという。これはチャンスと思い、商品を販売することにした。サンプルをショーウインドーに展示したところかなり売れた。　　その後も順調にヒット商品を探すことに成功し、毎日が目まぐるしいほどに忙しくなっていった。数年後、気が付けば売り上げ2億円の目標を達成した。　売上2億円は達成したのだが、利益率は悪くなってしまった。それは、社員を成長させるために、仕入れの勉強をさせていた。売れる商品は、半年後の注文を出さなければならないのだが、半年後には流行が変化してしまうため、予想が外れると大変なことが起きてしまう。その時も社員の予想がかなり外れてしまい、大量のストックを抱えてしまい数百万円の損になってしまった。他の売り上げでカバーはできたが、利益率はかなり低下してしまった。　願望は（売り上げ目標2億円）だったから、それは達成した。けれど利益率が悪くなるのを想定していなかったので、全く想定外。　今思えば願望を願う時、詳細も考えたほうが良いのだなと思った。

  2023.02.19

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• マンションを買おう！

  原宿店が忙しくなってきて、原宿に引っ越してきた。ジャスティンは、倉庫の近く、私は、事務所の近くで、しばらくの間は、通勤時間もなく快適だった。　　以前より、会社の運転資金に困った時、担保が必要だからマンションを買おうと思っていた。会社が軌道に乗りしばらく経つと　お金が溜まっていた。そうだ、「マンションを買おう！」とジャスティンに持ちかけた。　私の希望は、以前より、1. 都心（資産価値が下がらない）2 駅から5分以内（歩きたくない）3. メインストリート沿い（タクシーで帰る時雨でも安心）4. 大きな公園の近く（災害の時の避難場所）5. 東京タワーが見える（子供の頃の憧れ）6. 複数の路線が乗り入れえている駅（ひとつ止まってしまっても、他で移動できる）7. 大病院が近くにある　いろいろなクリニックが近くにある8. 日当たりが良い9. 5階以上の部屋10.地盤が固い（地震に強い）11.日当たり良好　南向きちょっと多いけど、漠然としていたものを、明確なイメージできる様にしてみた。今まで東京に住んでみて、こうだったらいいなと思ったことをすべて思い出してみたら、こんなにたくさんあったのだ。しかしこれから一生住むかもしれないマンションに妥協は許されない。ある日、ジャスティンが夜中に眠れず、表参道の方の裏道を歩いていると、電気のついているマンションがあり、扉が開いていたらしく、聞いてみるとオープンルームで、売り出し中のマンションだった。ジャスティンは、運命の出会いだと私に言ってきた。「デザイナーズマンション、表参道」ジャスティンの一押し運命の出会い、即決で買うことに決めた。隣同士で1軒づつ購入した。店から近いので、事務所にもできる。と夢は膨らんだ。　いざ購入したのだが、コンクリート打ちっぱなしの部屋は音がうるさく反響してしまい住める感じではなく、事務所用という感じで、2人とも賃貸に出すことに決めた。場所もいいので、不動産屋にお願いして賃貸に出すと、すぐに借り手が決まった。ただ、まだ原宿の賃貸に住んでいるので家賃は高い。やはり他にマンションを探すのだが、希望の物件はなかなか出てこなかった。その頃は、渋谷原宿はものすごく混んでいたし、仕事で疲れて、1日中原宿にいたので、気分転換に、新宿に夕飯を食べにいく事が多かった。　新宿に夕飯を食べにいく時は、バスに乗って行っていた。20時過ぎ疲れているので、外は暗くあまり外を見ることはなかったのだが、ある日、道路沿いに基礎工事しているところを見つけた。「ここだ〜」と閃いた。住所を調べて、発売中の物件を見つけ連絡してみたら、3軒キャンセル住戸があると返事が返ってきた。早速内覧に行き、駅から近いし部屋は同じ間取りで上の方の階とその下の階で購入を決めた。　そこから、住める様になるまで時間はかかったが、住んでみてビックリした。そういえば、私のマンション購入の条件は、たくさんあったが、全ての条件を満たしていた。こうして、私のマンション購入の望みは叶った。

  2023.02.17

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• 行列のできる店になる

  店の近くに倉庫を借りるために、オープン前から仲良くしてもらっている不動産屋に行ったとき、「あなた達が来てから、この通りは活気が出てきた。凄いわ。ストリートは生きているの。あなた達がこのストリートに命を吹き込んだの。」と言われ、その言葉は嬉しかった。生きているということは、成長し変化するということかと妙に腹に入った感じだった。このストリートが盛り上がったのは、近所の店と一緒に盛り上げたからで、決して1人の力ではないことはわかっていた、仲良くしてもらっている近所の店には、いつも感謝の気持ちで、暇な日はお互い様で、買い物に行っていたし、買い物にも来てくれていたし、お客さんも紹介していた。とにかく近所の店も、お客さんもみんなで楽しもうという感じだった。 倉庫を借りたので、商品をたくさん仕入れても大丈夫になった。仕事が順調に進んでいったので、事務所も借りる事ができた。会社っぽくなってきた。店の紙袋も、名前だけ大きく目立つショッピングバッグを作った。これで、行列のできる店になっても大丈夫！　ある時、これは、絶対に（一時的に）独占的に販売できるんじゃないかと思う商品を見つけた。1個五百円ぐらいの商品だが、六個セットで3000円で売れる。1000セット売ればいいのだ、いやそれ以上売ろう！なんだか売れる気がして、躊躇なく仕入れて売った。発売日当日　朝かなり早めに店に着くと大行列ができていた。告知がうまくいったのだ。2〜300人の行列で、1時間早めに店を開けて対応した。夕方6時まで行列が絶えず、大変だったが、1000セット以上売れて、在庫はほとんど無くなり、店のロゴの入った袋を持った人達が、原宿を歩いた。その日を境に、近所では、行列のできる店として知られていった。　こうして、知名度も上がり、そのストリートの成長を早めたかもしれない。

  2023.02.16

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• 有名な店になりたい

  有名な店になりたいと思った。その頃、有名な店は行列を作っていたので、「行列のできる店になりたい」有名な店なら「芸能人も来て欲しい」超有名なら「海外の有名人も来て欲しい」まだ、テレビ局の取材はないので、「テレビの取材が来て欲しい」夢は膨らむ。　店の前の、新しく舗装された道に名前もなく　猫が多かったので、「キャットストリート」という名前をつけて、ファッション誌に出してもらった。近くの店にもそれで宣伝しようと持ちかけて、一緒にストリートの宣伝活動した。その甲斐あって、それから数ヶ月後女性ファッション誌で、ストリート特集が組まれ、私たちのストリート名と店名も、堂々と名前が載り、紹介された。その有名女性誌がストリート特集をやった事で話題になり、こぞって他の雑誌も、ストリート特集を組んでくれたので、原宿の裏通りは、メインストリート並みの混雑ぶりになった。全国から、原宿渋谷巡りが盛んになった。　現在も活躍しているある俳優さんも当時、私たちの店に通ってくれて、いつも通う店として、雑誌やテレビで紹介してくれた。ロックバンドのボーカルの人も来てくれ、雑誌で紹介してくれたら、その人のファンが押し寄せ、同じものが欲しいと言って通ってくれた。女優さん、歌手、芸人さん、俳優さんも来てくれた。　テレビの取材も入ってきた。　外人向けと考え、漢字のTシャツを作った時、ある外人さんが買ってくれた。ストリート系有名デザイナーだった。その後、某世界的有名スポーツウエアの会社社長、ロックバンド、映画監督、声優、ハリウッド俳優さんなど、場所柄かもしれないけど、聞いてみると、誰かから紹介されたらしい。たった3坪の店に入ってくる様な人たちではないのだ。しかも、他の外人さんの入店はないので、紹介以外考えられない。　とにかくひとつひとつ夢は現実になって行ったが、その頃は、無我夢中で仕事をやっていて、立ち止まって、幸せを噛み締めている時間などなかった。

  2023.02.15

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• 原宿店オープン　次なる願望

  夢にまで見た、原宿店のオープンに向けて、内装工事は1ヶ月かけて自分たちでやった。それにしても、店の前の通りは人影もない、人通りが全くと言っていいほどないのだ。歩いているのは、猫ばかり。猫が日向ぼっこしている。のどかな風景だけど、そうも言っていられない。　　無事にお店はオープン出来たものの　　運の悪い事に、店の前の舗装工事が始まり、数ヶ月間店の出入りも大変なほど、工事車両なども停まり大変な思いをした。工事も終わり、道路も綺麗になった〜と思っても、閑散とした道にしばらく人の気配は無かった。　先ずは、人通りが多くなるには、民家だらけのこの道に人を呼ぶにはどうすればいいのか、「有名な店になる」　有名な店になるには、「テレビや雑誌に取り上げられる事」雑誌に取り上げてもらうには、「雑誌の購買層がまだ見たことのない最新の情報を発信する事」それでは、私たちの願望は、「日本未発売の売れる最新のアイテムを見つけ、お客さんがたくさんくる事」そして「そのお客さんは、自分の探し求めたものを見つけ、とても幸福感を得る事」　この願望をいつも考えながら、新しいアイテムを探した。　原宿店オープン当初は、顧客の人たちが駆けつけてくれたけど、原宿でお客さんを定着させなくてはいけない。日本ではまだどこも扱っていない洋服が多かったので、レディースのファッション誌のスタイリストが来てくれる様になった。扱いは小さいし、有名ブランドではないので、飛ぶ様に売れる様な扱いの記事では無かったが、それでも、時間はかかったが、取り扱ってくれるファッション誌は増えていった。　新しい商品を探さないと、ファッション誌は取り扱ってくれない。取り扱ってくれないと忘れ去られるので、いろいろな商材を探した。私の考えるおしゃれな洋服の女の子が住みたい部屋にあるイメージの　チェスト　椅子、帽子、掛け時計　ポストカード　これはいいと思ったものは、なんでも仕入れ、ほとんど全ての商品が採用され雑誌に載った。　来店客数も徐々に増えていき、通販も増えていった。　ただ、新しい商材を見つけるのは至難の業、とにかく、コンビニの様に毎日同じくらいの金額が売れていく店にしたい。ヒット商品ある無しに関わらず、毎日同じくらいの金額の売り上げできる商材を探したいと願った。

  2023.02.14

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• 予知夢は本当だった。

  電話がかかってきた。　　店に電話がかかるときは、大抵海外からのファックスが多かったし、それ以外はジャスティン宛の電話が多かった。　しかし、今日は、ジャスティンが電話を取ると私に変わって欲しいとの事で、電話を代わった。シルバージュエリーの取引先の女性からだった。「今日は仕事の話ではなく、突然なんですけど、原宿でお店借りませんか？」ナントそんな話ある？でも高いんじゃないかな？と思ったが、聞いてみると友達が店を閉じる事になって、原状回復をしないで、居抜きで借りて欲しいとのこと。裏通りで保証金が驚くほど安い。願ったり叶ったりの話だ。そりあえず、現在借りている人に会ってほしいとの事で、指定された住所にジャスティンと共に行った。　ナント、あの展示会場で会った太めの女性だった。さらに店に案内されると、あの光っていた店舗だった。こんなことってある？夢が現実になるって本当なんだ。と2人で大喜びした。　事務所に戻り、話を聞くと、店は何店舗かやっていて、新しいことをやるので、あの店は閉じる事にした、店を返すとき、現状復帰しないといけないのでお金がかかるから、そのまま居抜きで借りてくれる人を探して、一緒に大家に交渉に行こうとしたと言う。仲の良い友達から順番に連絡したが、皆、その店に興味はなく（もっと良い場所で営業しているから）取引先である私たちのところまで順番が回ってきたのだった。　ジャスティンの夢は、ここで正夢となった。　そして、私の光って見えた店舗も現実になった。あとは、たくさんの人通りになる事だけが、気がかりだけど、信じよう！大家さんとの話し合いもすぐに決まり、不動産屋さんに行き契約書にサインして、私たちの店舗になった。

  2023.02.11

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• ジャスティンの予知夢

  なかなか進まない原宿進出、数週間後くらいだったと思うジャスティンが夢を見たという。「太っている女性が、自分たちの会社の助けをしてくれる」というものだったらしい。しきりにその話をして「だから、太った女性が現れるよ！」と興奮気味に言っていた。予知夢だったら嬉しいけど、外に出る機会があまりないから、本当にそんなことあるかな？と流して聞いていた。　　その夢から、1週間と経たないうちに、新しい商材探しに展示会に行く時、空いている電車の中で、斜め前に2人の女性が座った。1人は太めの女性だった。ジャスティンが「あの人じゃない？夢に出てきた助けてくれる人じゃないかな？」と言ってきた。「かもしれないね。朝早いからきっと業者の人だよ。」と私、2人はフリンジのついた皮のジャケットにカウボーイハットのイデタチ、インディアンジュエリーをジャラジャラつけていた。その後、途中見失っていたけど、バスでも前の座席に座ってきた2人を見て、奇遇だよね、と言っていた。展示会場で回っていると、先ほどの女性たちが、販売ブースに立っていた。ブースは混雑していたので、軽く拝見して次に行こうとしていたが、シルバージュエリーの卸で、これから先、洋服だけでなくアクセサリーも置いてみようかと急に思いついた。何かの縁で繋がったとしたら、この店の商品も売れるかもしれないと思ったので、ジャスティンにその事について話をしようとしたら、すでに、太めの女性と話し込んでいた。太めの女性は、もう1人の女性と友達で手伝いに来ていたので、そちらの方と取引して欲しいと言われて、取引開始する事になった。　お店に商品を置いたら、順調に売れていった。これが、ジャスティンの夢に出てきた通り、太めの女性が会社を助けてくれるって話なのかな？と少し、夢を信じることができた。

  2023.02.11

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• 原宿で見た光　未来の光景？

  原宿に店を出す事を考えてはみたものの、まだお金は貯まってない。けれど、躊躇している場合ではない。実際に店は借りられるのか？いくらで借りることができるのか、立地の良い場所はあるのか？何もわからないまま、ただ、渋谷から千駄ヶ谷まで、道を一本一本隈なく歩いてみたりした。休めるのは、休館日の月2回だけ、2人とも休みだけど、休んでいる場合ではない、大通りから始まり裏通りまで、何ヶ月もかけて歩き、不動産屋も見て回った。不動産屋に入っても門前払いと同じ、「そういう人（夢見てる人）いっぱい来るんだよね〜」って言われて何も教えてくれない。何度も通ってやっと少しだけ教えてくれる。「3000万耳そろえて払えれば、表通りの3階の店空くよ。保証金3000万」……階段を登らなければ入れない店は、コンビニ（自分ではもう、コンビニのようなレジがひっきりなしに開くような店を想像している）には向かない。路面店で1階の店を希望している。そんな店が空くのだろうか？と不安になったりもしたが、絶対にあるはず！という信念で、原宿を歩き回る。でも今は無いだけきっとある！もう原宿で店を開く気満々！　そんな、不動産屋の嫌な話は忘れて、表通りから　裏通りへ歩いていくと、そこはもう民家だらけ、こんなところに人は来ないかも知れない、表通りはわんさか人通りがあるのに、ここは、もう別世界、誰も歩いていない。少し歩くと、私の目に映ってきたのは、光って見える店、何故だかわからないけど、光って見えた。そして誰も歩いていない通りに、人が沢山歩いている光景が見えた。幻想かもしれないけど、心踊る。直感？今見えているものは、未来？お告げ？わからないけどジャスティンに「ここだ！ここだよ！この店だよ」と叫んだ。私のワクワクは止まらない。こんな所にこんないい店があるなんてと思っていた。外から見ると、インデアンジュエリーの店だった。「店やってるよ！中へ入ってみよう！」とジャスティン。中は薄暗くお客もいない。乱雑な店内　とても狭い店3坪ぐらい。　これなら借りれそう、自分たちの努力で何とかなる。すっかりこの店が気に入ったのだが、こんな場所、手放すわけないよね。でも気に入った。と今日の収穫に大満足の2人だった。

  2023.02.10

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• 当初の売り上げ願望

  オープン当初の売り上げ目標は、2人とも普通に生活できるには、個人的収入が初任給より少し多いくらいを想定していたので、近所の神社にお参りしたりして、「それに見合う売り上げが入ってくる」ことを祈願していた。ただ、それ以上に「お客さんを喜ばせる店にしたい」とも祈願していた。欲しいものが見つかってお客さんも喜んでいたし、私たちも毎日楽しかった。お客さんが来ない日は、目を閉じてイメージしていた。(お客さんがやってきて、商品を取って　これ探していたものなんです。これください　嬉しいな～)など、勝手な妄想かもしれないけど、お客さんが喜んでくれる顔が嬉しいと本気で思っていた。すると、数日後に不思議と高額商品が売れたりした。　　紆余曲折はあったものの地道に売り上げが伸びていき3年後には、以前の会社の給料と同じくらいにはなっていたので、生活は安定した。　当時　輸入商品を購入するときは、銀行口座からから海外の取引先銀行口座に送金していた。外国送金できる銀行は限られていたので、融資を受けた信用金庫では送金できず、近くの都市銀行で送金していた。数年経つと送金金額も大きくなり、週に一度は送金していたし、金額も大きくなって来た。すると、送金担当の上の人が、「お話があります」と言って来て「他の銀行で融資を受けているのなら、こちらの銀行で無担保で貸付いたしますが、いかがでしょう？これだけの金額を毎週送金していますので、銀行としては信用があります。」と持ちかけられた。聞くと無担保の上に利息が低い。すぐに都市銀行からお金を融資してもらい、信用金庫に返済した。　そして金利負担が1パーセント以上軽くなった。　しかも「必要なときは、運転資金も融資します。」とも言ってくれた。ありがたい話だった。こうやって銀行と仲良くしておけば、融資を受けられるのだと思ったが、いざという時に、資産がないとお金は貸してもらえないかもしれないという認識は変わらなかったので、「いずれ資産価値のあるマンションを買おう」とも思った。　　東京に出て来た時から、マンションを買おうと思っていたが、当時は頭金20%必要だったし、普通のサラリーマンでは、都心に買えないとも思っていた。でも、引っ越しを繰り返し色々な場所で住んでみて、マンションを買ったら長く住むわけだから、どうせ夢見るなら「駅から5分以内、大きな公園が近い、マンションの前が大きな道路、山手線の内側　東京タワーが見える場所に住みたい」といずれ住みたい場所ということで、大きな目標として夢見て楽しんでいた。

  2023.02.10

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• 流行が掴める自信

  ジャスティンがアメリカに仕入れに行った時、いい商品見つけたから、サンプルで数点仕入れた。アメリカンヒーローの腕時計だ。私も気に入って、直ぐにショーケースの目立つところに展示した。時計なので、目立たない。そこで、アメリカンコミック雑誌や、オモチャを置いてイメージが膨らむ様に展示した。カッコいい！お客さんの食いつきはいい。初めて購入してくれたお客さんは、フィギアも欲しいと言ってくれて、アメリカから取り寄せた。　私達は、お客さんとのコミュニケーションを大切にしていたし、会話の中から次の商品のヒントがあると思っていたし、雑誌を見ていても気が付かない生きた情報が会話の中にあると信じていた。雑誌に載せるには、スタイリストより早く情報をキャッチしないといけない。　20代の頃から、私の流行レーダーは早く、3年早かった。私のチョイスする商品は、3年後に一般に流行っていた事が多かった。なんだかワクワクしてくるこの感覚は、流行の予感はあったものの、会社としては、商品は現金化しなければいけないので、見つけたらすぐに大々的に始めるものではないと、一旦奥にしまっておこうと思った。時計はジャスティンにお任せしていたけれど、私の出番は、洋服や雑貨の流行を掴む事。ただやはり、私の選ぶものは、一般的な流行の前の時期に仕入れてしまい、流行に敏感な人には好まれたが、大ヒットするには時間がかかり、全部売れるのに2〜3年かかった。　ロンドンから仕入れたスリップドレスも3年後に世間で大ヒット商品になっていたので、30歳を超えてもまだまだ流行は掴める自信があった。ただ、都心の店ではないので売り上げはそれほどでもないだけで、原宿に店を出せばきっとたくさん売れる。　流行を掴む感覚を、ちょうど半年から1年前に持っていかないとお金が回らなくなってしまうので、調節するのが難しい。オンタイムで商品を回す事に専念する。限りのある運転資金を回すには、流行の商品は、流行る直前までに全て売り尽くすと心に決めた！流行ってしまうとどこにでもある商品なので売れなくなってしまうからだ。流行の商品は難しいが、売り上げを作るため、店の存続のため、なんでも売ってみるスタイルにいつしか変わったいたから、何を仕入れるのも躊躇はなかった。　私たちの取り扱いを始めた商品が次々にヒット商品として雑誌に取り上げられていったことに気が付いたお客さんは、私たちが次に何を扱うのか気になり、リピーターになって店に来てくれるようになった。　風見鶏の様に、流行の方をいつも向いていれば、ヒット商品は手に入れる事ができると信じていたし、いずれ、私たちが中心になった大ヒット商品を生み出すと心に決めた。

  2023.02.09

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• 試行錯誤の日々　1

  売れているうちはいいけど、売り上げが落ちる前に、何か売れる商材を探さないといけない。先ずは、ジャスティンが仕入れにヨーロッパへ行く時、私が来年の流行のテーマやコンセプトを作ったマップを持たせて、かなりわかりやすく作ったマップだったので、理解してもらえ、それに沿ったもの以外は却下という感じで……探してもらった。　洋服をやろうと言って洋服を仕入れた。イギリスの新進気鋭（まだ売れていない）デザイナーから洋服や鞄を仕入れてもらった。ドイツのクラブ系ファッションも仕入れた。当時そんな店など一つもない街で、男2人の店で、雑貨の隣で、スリップドレスを売ってみた。何故か売れた。1アイテム100枚売れたものもある。店でオリジナルtシャツも作って売った。安かったので売れた。ある日お客さんに「こういう店は、売れてくるとすぐ原宿に行っちゃうんだよね〜」と言われて、原宿に行けるかもと背中を押された感じだった。　その後、日本に未入荷のアウトドア系も売った。これらの商品が売れたと言っても他が売れていないので、補填できている感じある時、これからpopアートが来るよね。という話を2人でして、以前よりとても興味があり、やりたいという事になり、あるアーティストの商品はジャスティンがアメリカに行きすぐに仕入れる事ができたしし、継続して取引できるようになった。でももっと売りたいし広めたいという事で、雑誌に広告を出す事にした。　雑誌の三分の一のスペースで後ろの方のページが広告のスペース、メンズ雑誌はそれでも広告料数十万する。これで売れなければいけない。綱渡りでヒット商品を探す日々。賭けに出た。商品を多めに仕入れ雑誌の発売日を待った。　広告を出した雑誌が発売され、びっくりした。そのアート作品の展示会が都内百貨店で開催されるとトップページで広告が出ていたのだ。そこでも商品が販売されるというので、これで終わったかもしれない。お客さんがそっちに流れ商品を購入したら、こっちには来てくれないかもと不安になった。　アート展がすぐに開催され、不安をよそにお客さんが続々来る。エ？何で？お客さんに聞いてみた「アート展はたくさん展示されていた？楽しかった？」と聞いてみるとお客さん「あっちで見て、こっちで買おうと思っていたから、こっちは商品がいろいろ種類があって嬉しい！」といって、商品を大量に買ってくれた。何という偶然なんだろうと思った。広告は、3か月前までに出さなければいけなかったし、アート展のことも知らなかった。こんな偶然があるのか？相乗効果だと思う。その後も続々と全国からお客さんがきてくれ 。しばらくこれで食いつなぐことが出来た。ヒット商品を見つけるのは難しい初めは時計屋と言われ、洋服を売り、アート商品が今は三分の一とにかく何でも屋になっていった。　とにかく原宿に店を出そう！

  2023.02.08

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• 「売り上げを伸ばす」という願望

  しばらく経つと、雑誌の効果も薄れ、売り上げは徐々に少なくなっていった。相変わらずお客さんは、遠くの人が多い、もちろん雑誌を見て来てくれた人だ、ありがたい。ここから売り上げを伸ばすにはどうしたら良いか2人で考えた。　先ず、1、「近くの人に認知してもらえるようにし、固定客を増やす」2、「もう一度雑誌に載せてもらう」3、「卸業務をやる」などの考えが浮かんだ。早速、スタイリストに連絡してみたが、「店が遠いからすぐに行けない。原宿だったらすぐ行けるのにね」と言われてしまった。近所の人に認知してもらうために、ポスターを作りビルに貼ってもらった。これは、少し効果があった。そして3つ目、これは驚きだったが、ジャスティンの知り合いの紹介で、地方都市のデパートの店長から「デパートに卸してほしい」と連絡があった。こんなことがあるのだろうかと思った。売り上げが欲しかったので、そのデパートまで行き1週間ほど販売の手伝いをした。物珍しさで結構売れた。「もう一度雑誌に載せてもらう」は、叶わなかったが、「近所の人に認知してもらい、固定客を作る」は願いが叶った。「卸売業をやる」も願いは叶った。　しばらくすると売り上げは減ってくる。どうすれば売り上げが伸びて安心できるのだろう。　この店で私が考えていた未来とは何かが違う、　何が違うんだろう。「毎日毎日コンビニのようにお客さんが途切れず入って来て商品がバンバン売れていくような商売がしたい。最大のヒット商品を生み出して、それをずっと売り続けていきたい。」と思った。やっぱり原宿でないと売れないのかな〜と 原宿に店を出すと言う願望は初めからあったが、なかなか一歩前に踏み出すことはできない。今の現状をどうにかしないと、売り上げをもっと伸ばし、出店資金を作り　自信を持って原宿に進出したいと思った。

  2023.02.07

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• オープン当日「お客さんが沢山やって来ますように！」

  前日に雑誌が届いた。恐る恐るページを捲ると、1ページ目の半ページに　店の記事が載っていた。とても良い宣伝文句。「やったー、これで知れ渡る〜」と2人で喜んだ。でも、初日からお客さん来るかどうかはお店を開けてみないとわからない。　オープン当日、開店とともに、お客さんが一斉に走って入って来た。すぐに満杯となり、商品がゾクゾクと売れていった。接客も初めてで大変だが、初日としては上出来以上、商品が足りなくなってしまった。残っている商品は、定番商品と高額商品が多い。仕入れは海外からなので、今から注文しても2週間はかかる。早速海外に大量のオーダーを入れた。至急送ってくれと。　その後もどんどん売れていき、店内の商品はスカスカになっていき、輸入商品の難しさを実感した。お客さんは、関西　東北　北海道　からもやって来てくれた。意外に近くに住むお客さんはほぼいない、何処で店を出しても良かった状態だった。　売り上げの少ない日でも、何故か、高額商品が1点売れると1日の売り上げは達成できていたりした。海外からの商品も順調に入ってくるようになり、何とか形にはなって来た。　　先ずは、「オープン当初から暮らしていけるだけの売り上げがあるように」という願いは叶った。次は、「売り上げを伸ばしたい」という願望を持つ

  2023.02.07

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• 店を開くという願望

  さあ、次は店を持つという願望　肝心の店探し、原宿でやりたいがきっと高いだろうしツテがない、高円寺でやろうかと思うが、バブルが弾けたというのに空き店舗は駅から遠いところしかなく、なかなか見つからない。やっと見つかった店舗は、中央線沿線の駅ビルで、保証金1500万円　駅0分という立地は魅力的。ただそんなお金はない。　金融公庫に相談したが無理だった。次に銀行に相談に行った、「担保ないと貸せない」と言われて帰ってきた。どうしようと2人で相談した結果、「担保をどうにかする」とジャスティンが言った。　ジャスティンのお父さんに相談して、全ての経緯、今後の売り上げ計画、返済計画などを話し、家を担保にしてお金借りてもいいか聞いたらOkしてもらい、お父さんの会社の取引のある信用金庫で、家を担保に2000万円借りることができた。ただ、商売の成功する自信はあったが、万が一ダメだったとしても、30歳からなら何をやっても返せる自信もあった。あまり2000万円という金額に抵抗感はなかったし大丈夫な気がしていた。　しかし、失敗するわけにいかない、2人とも会社を辞めるからには、この商売一本で生計を立てなければいけない。徐々に売り上げを伸ばすなど考えられない。オープン当初から生活できる売り上げを確保しなければならない。本当にそんなことができるかどうか考えている暇もない、やるしかないのだ。　店を借りて、内装をやってもらっている間に、ジャスティンの知り合いのライターのそのまた知り合いのスタイリストを紹介してもらい、メンズファッション雑誌に、お店のオープン告知をしてもらえることになった。それに伴い、その雑誌の発売日にオープン日を当てた。スタイリストから雑誌の前の方のページだとは聞いていたが、「記事の大きさは小さいかもしれないし、みんなの関心が低ければダメ…」と不安はよぎるものの「いやいや、絶対に成功する！お客さんはいっぱい来る」と2人でお互いに言いあって、笑い合っていた。そして1ヶ月分以上の大量な在庫を見ながら「この在庫が直ぐに売れてくれたらな〜」とぼんやり考えていた。

  2023.02.06

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• 念願の30までに会社を作る！

  20代も後半になってくると、洋服業界はピークを迎える。バブル期には社員セールが無くなってしまった。作ったもの全て売り切れるという状態。社員旅行は海外　ボーナスは帯がついた状態、クリスマスパーティは、ディスコ貸切など、バブルに沸いていた。社員たちは、長期の休みは、海外旅行で、CHANELや VUITTONを買ってきていた。私は、自分磨きに余念がなかったし、余ったお金は将来のために貯金していた。　実家の家業を手伝っているJ君（ジャスティン）と、新しい事業を起こそうと画策していたのもこの頃から、何かを始めるししても、元手がないと始められない、金融公庫から借りるのか、銀行から借りるのか、とにかく企画書と返済計画書を作らないといけないことはわかった。そこから進まないまま、数年が経った。　ある時、販売の仕事をしていたJ君（ジャスティン）は、取引先の人に面白いものを見せられ、「これだ（あるメーカーの時計）！」と思ったらしい。自分で色々と調べて、さらに確信を持って、「これ（あるメーカーの時計）を販売しよう！これしかない！」と言ってきた。当時はまだオタクは、汚いイメージがあったけど、いわゆる「コレクターズアイテム」の専門店を始めようという話。私も調べてその話に乗った。「バブルがはじけ物が売れなくなってきた時代、それでも物を売るのか」と大人たちは反対してきた。けれど自分たちの考えは「そんな時でも、欲しいものは欲しいと思う人たちはいる。それだけ魅力的な物ならきっとファンは増えるはず。海外では、他にもいろいろな人がいろいろなものをコレクションしている。コレクターブームはやってくるはず」と譲らなかった。それからは、商品をかき集めるために、海外にも行った。社員旅行の時も、1人で仕入れに行った。徐々に商品が集まってきたが、継続的に売り上げを作るには仕入れ先が必要で、J君（ジャスティン）の英語力で海外の仕入れ先も見つかった。　さあ、やることも決まった、会社設立登記だ。当時は法務局の職員の態度は最悪で、不備があると怒られ、指摘されたところを直していっても、他にまた不備を指摘され、何度も法務局を往復して何とか会社設立登記が出来た。　会社設立は29歳と半年　願望だった30歳までに会社を作るを達成できた。これは、自分一人では達成できなかったことなので、自分としても背中を押されてここまで来たなという感じだった。代表取締役はJ君（ジャスティン）になってもらい、私は副社長ということにした。

  2023.02.04

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• 簿記1級合格という願望

  話は前後してしまうが「会社を作る」という願望から決算書を読めるようになるため簿記の勉強を始め簿記2級までは半年で合格した、簿記1級ともなるとさすがに学校へ行かないと合格しないと思った。その頃には、簿記の勉強に夢中になっていたので税理士になるぐらいの勢いの気持ちになっていた。そこで簿記学校に入った。生徒は、仕事をしながら勉強している人たちで、1級の試験3〜4回目以上の人がほとんどで、一番長い人は13回目と言う人もいた。初めての人は4人ぐらい。　私は1年で合格したいと思ったが、年に2回しか試験がない、1年で合格するにはどうすればいいか考えた。合格率3〜5％　この数字にビビっていては始まらない、その3%を楽勝と考えればいいだけだ。「自分は頭がいい試験に合格できる」と自分自身に言い聞かせていた。「大丈夫、大丈夫」と心を落ち着かせて...   それにしても、どうすれば効率よく勉強ができるか？と毎日考えていたら、何冊か購入した簿記1級攻略本の中に「出題者になって考えれば、どんな問題を出すかわかるはず、出題者の本を読み、その人が一番得意なことを出題してくるはず」という言葉があった。これだ！と思った。そこで、次回の出題者の本を探して、傾向を探った。学校の勉強と並行しながら、家では、その本から、自分で問題を作ってみたりした。　学校の先生の言うことを聞いていても、結果が4回目〜13回目合格では意味がない。1回で合格したい。自分で合格への道を作らなくてはいけないと、肌で感じた事だった。なので、たまにある学校の模擬試験は70点〜80点代でも、この問題は出てこないという問題はスルーしていたので、自分的には問題なかった。学校の問題慣れしている人たちは、100点を取っていた。そして、100点取ると合格できる気がしていたのだと思う。私は、とにかく出題者の本だけを読み、何が言いたいか、出題傾向を考え、それに沿った問題だけを選び出し、その問題を自分なりに変えて解く練習をする。不正解なら、問題の理解力が足りない、どこを理解できなくて間違ったのかを見直し理解していく方法だけをやっていた。　その甲斐があって、1年後1発合格しかも4科目中3科目満点で1問ミスしてしまったけど合格出来た。今思い返せば、　私は、決して勉強ができた方ではないと思うし、専門書など読んだこともなかった。だから、あの時、「出題者の教授の本を読めば最短に合格できる道だ」ということが、ピンときたということが不思議でならない。ピンときたと言ったが、実際には大きく太文字で見えた感じで、これを言っても信じてもらえないと思ったので、当時は誰にも言わなかったが、その時は、天使又は守護霊さんが教えてくれたんだと思い素直に従った。努力していると応援してくれる存在がいるんだな～と　現在なら

  2023.02.03

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• 「会社を作る！」という願望

  念願のファッション業界に入れたけれど　雑用ばかりやらされる、もしくは同じことばかり　新入社員の宿命なのか、実力があると自負している新人は、早々退職して行った。残されたものには、雑用が増えるだけ、さらに辞めて行く。当時は今で言うところのイジメも沢山あったから、精神的にも追い詰められる。2年目にしてやっと新入社員が入ってきて雑用はしなくても済む様になり、ほっとした。会社にも慣れた、その頃バブル景気が始まると、仕事は一層増えて行ったが、給料も増え、洋服を沢山買えた。　しかし、私は、入社早々気がついてしまったのが、社長40代　部長35歳の会社、社員は20代から30代で平均年齢が若い、20年後の自分は想像できない。　「そうだ！30歳までに会社を作ろう！30歳で会社を辞めて独立する！」と思い立った。漠然とした願望だったけど、なんだかワクワクして、会社を作るための本を買い漁り、自己啓発本を読んだりし始めた。まだ25歳ごろだった、30歳までに後5年　自分には長かったけと、長期目標としては実現可能な期間、勉強時間も沢山ある。具体的な内容を考える時間もある。とりあえず会社を作ろうと毎日思い続けた。　　実家の商売を受け継いでいる友達に相談して、色々な身の回りの商売をしている人達の話を聞いたりして、実際の儲かっている人の話などを聞いたりしていた。　会社を作るための本には、経営者は決算書を読むことができなくてはいけない。と書いてあり　手始めに簿記の勉強を始めた。漠然とこれからは、海外との取引もしなければいけないから、英会話の勉強もしないといけないと考え、当時流行っていた3人ぐらいのグループレッスンの英会話サロンに入った。　年間の学費は結構高かったが、ケイコとマナブに書いてあった「自分磨き」とか、「自分に投資しなさい」とかの謳い文句に背中を押された格好で、自分への投資にお金をケチってはダメだと言う思考になっていた。

  2023.02.02

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• 10代最後の願望

  子供時代の願望は、小さな世界（学校の中だけとか）の出来事のよう、外の世界を知らなかったし、誰も教えてくれなかったから仕方ないけど、小さな願望は、叶ってきたと思う。大きな願望は漠然としすぎていたり（社長になりたいとか…）夢は夢　叶うはずがないと思っていたかもしれませんね。田舎にいたらやっぱり難しかったかもしれないです。　東京へやってきて、すぐに、夜遊びを友達から教えられた。自分も早く大人になりたいと、願望があったかもしれないけど、夜遊びするためにバイトも始めた。夜遊びってディスコだからまだ可愛いもんだけどね。。幸い高校生の頃からDCブランドの洋服を買っていたので、田舎では目立っていたけど、東京ではそれでも地味なほうだった、田舎からやってきた様には見られていなかったし、洋服を買わなければ恥ずかしいとも思わなかったから、少しづつ買い足せば良かったから助かった。大音量で流れる音楽（ディスコミュージック）は、初めて聴く音楽のようだった。実際には、家でラジカセで聞いたことある曲も含まれるけど、大音量って体に響くんだよね、初めての刺激に酔いしれ踊りまくっていた。そんな感じで、学校は1学期で辞めてしまった。そっちの方が刺激的で楽しかったから仕方ないんだけど。ディスコで知り合った友達はやっぱりほとんど大学中退してしまった。ディスコには色々な有名人が来ていた。モデル、カメラマン　雑誌編集者　スタイリスト　デザイナー　美容師　芸能人　などたくさんいた。モデルはデザイナーと知り合いになって仕事をゲットしている人もいたし、美容師は、有名美容師に気に入られ、仕事をもらったりしていた。どうやって有名人と知り合うのかそんな人に聞いてみた。知り合いは、「有名人の取り巻きと先ず友達になるんだよ。そこから紹介してもらうんだよ。」と　　そうやって知り合いはその中に身を投じて行った。その後有名になった人もいるし、上手く行った人もいるけど、実力の世界だったから身分不相応だった場合、身を破滅させた人も多かった。私はそんな中、それは別世界の出来事の様に見ていた。とても話のできる様な人達だとは思っていなかったし、その後の未来が自分にはまだまだイメージ出来なかった。やっぱり自分には地道に行くしかないのかな？と　1年も経つと、夢破れお金も使いはたし、借金を作り、田舎帰って行く知り合いが続出した。蓋を開けてみれば、お金持ちだと思っていた人達（有名鞄や靴、洋服を身に纏って、お酒を浴びる様に呑んでいた人）は、実際は、4畳半のアパートに住み、身分不相応な生活をしていたのだ。そんな生活をしていた男性は実家に帰り、女性は夜のアルバイトに精を出し、DCブランドから、夜のドレスを着る世界へ行き、どんどん疎遠になって行った。　このままではダメだと思い、翌年2月に東京でできた友達が1人は美容学校でもう1人は洋服の学校へ行くと聞いた、密かにそんなこと考えていたんだとビックリしたが、自分もウカウカしていられない。　ファッションが好きで、ファッションブランドにはどうしても入りたかったけど、自分には無理だと思っていた。それは、ファッションブランドで働いていた人が、最新アイテムを購入しすぎて、給料以上使ってしまうと聞いていたからだ。自分も洋服が好きだったからちょっと怖かった。でも、前に進むしかないと思い急遽親に頼み込んでデザイン学校へ入学した。　学校は退屈だったけど…なんとか卒業　卒業後某有名ブランドの子会社になんとか入社できた。　これで憧れの生活ができると信じて疑わなかった。今思えば、ファッションの会社は、生涯の仕事には向いていないと言い聞かされていたし、そう思い込んでいたから、選択肢の中に無く、蚊帳の外に置いていた。でも、挫折の後、炙り出された選択肢だったのかもしれないし、本来の願望に気付かされたのかも知れない。その炙り出された願望は一応叶ったのだ。

  2023.01.31

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• 中高生の時の夢

  中学生時代は、小学生時代に引き続き、運動が得意でしたが、先生に嫌われてしまったせいか、先生が悪いのか、えこひいきの先生で、運動は何でもクラスで一番だったにもかかわらず、体育の成績は5段階で3を付けられて意気消沈してしまった。やる気をなくしてしまった中学生の私は方向性を見失ったと思う。しかし、一番になれるもの、他人に左右されず1人で取り組めるものということで、部活は、やはり水泳を選んだ。顧問の先生は何も教えてくれず、ただ自己流で練習していたので、全校で一番で十分だった。地区大会でも良い成績で充分だったが、県大会に水泳部から1人だけ選ばれたのは良かったが、県大会で負けるのは目に見えてわかっていたので、辞退した。理由は、壮行会で数十人の野球部とかパレー部とかが体育館の壇上に上がり応援されている姿を思い出し、その隣に水泳部1人で立つことはとても耐え難いことだったから、ましてや、応援されたのに負けて帰ってくることは自分にはとても許されないことだと思ったから、中学生にしては、中々先を読んでいたと思う。　小学校に引き続き水泳で自分を鼓舞していたが、先生に恵まれないと思い込んでいたので、先に進めなかったと思う。実際に先生に期待できなかったし、自分で調べるにしても専門書しかなかったので、その時はそれで、自分の願望は叶っていたと思う。ただ、願望と思っていたかはわからないけど、夢は見ていたと思う。　成績に関しては、やる気も起きず中くらいの成績だった。　いろいろなことに興味がありすぎて、しかもテレビや雑誌の世界で起きていることは、まるで別世界で起こっている出来事かのように、それを「憧れの世界」とみんな思っていたと思う。私のように片田舎に住んでいた中学生にしてみれば、都会は憧れの世界、芸能界も憧れの世界だった。東京の親戚が来ると「東京タワーが見えるところに住んでいる」とか「芸能人はよく見かける」とかよく言っていたので、自分もそんなところに住んでみたいと思っていた。

  2023.01.30

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• 夢は現実になる

  「夢は現実になるということが事実である」ということを説明するというより体験談を話していこうと思います。現在、夢は現実化する、引き寄せの法則などいろいろとありますが、今振り返ってみれば、私は昔からこのようなことをしてきています。そしてその夢は現実になっていました。10代の頃までは、何もわかっていなかったかもしれませんが、小学生の時、オリンピックの選手に憧れてテレビのオリンピック中継を食い入るように見て、水泳選手のフォームをまねて、プールで泳いでみたり、走り幅跳びや三段跳びの練習など、一人オリンピックと称して遊んでいました。気分はオリンピック選手気分でした。プールは1日泳げないし、テレビ見てその場で真似をする時は、座布団を重ねてその上にお腹で乗り、クロールとか平泳ぎとかプールの中で泳いでいるイメージで泳いでいました。おかげで体育の成績は良く、水泳では大会記録も出せました。当時田舎の小学生だった私は、クラスで一番とか全校でで1番という小さな目標しか持っていなかったためと、身体を動かすことがとても得意だった為、簡単に願いは叶ってしまった。という事だったと思います。興味の無いことに関しては、いくら「勉強できるようになりますように」と願ったとしても、勉強の時間が他の人より少なかったので、クラスで一番になるという願いは叶わなかったのだと思います。その前に、問題を解けないままにしていました。運動に時間を取られ勉強の時間は少なくなってしまっていましたね。飽きっぽい性格も災いしていましたし、親に「勉強しろ」と言われても、何をどうしたらよいかわからない、イメージできませんでした。　今思い出してみれば、体育だけが取り柄の小学生で、負けず嫌いで、一人で楽しんでいろいろな練習していましたね。妄想の中でも運動で褒められている、一番にゴールテープを切っている妄想は良くしていました。その時のクラスで一番になる(体育で)夢は常に叶えられていました。そんな私の卒業文集「将来の夢」、将来何になりたいかの欄に「社長」と書いていたことをよく覚えています。

  2023.01.30

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