龍神様に会う方法
ある時、水晶のパワーストーンのブレスレットをつけていると、知り合いのパワーストーンを販売している店で女性が、私の付けているブレスレットにエネルギーを入れてあげると言ってきた。どんなエネルギーかはわからないけど、それほど高額なものではなかったので半信半疑でお願いした。 ハンカチを取り出し、そのブレスレットを包むと、1分ほど握っていた。「終わりました」とハンカチを開いた瞬間、透明なはずの水晶の中に というより ブレスレット全体に青い色のエネルギーが蠢いていたと思ったら、本当に濃い水色をした青龍が空を飛ぶ様に泳いでいた。気のせいではないと思う。渡されたブレスレットはとても熱い。女性は「これがあなたのこれからの人生の手助けをしてくれます。」と言って店を出て行った。店員じゃないの?本物の店員に彼女のことを聞くと、彼女はヒーラーでパワストーンを仕入れに来ていたとの事。そんなことをするのは珍しく、よほど気になってしまったのではといっていた。 とはいえ青龍を得た私は、心強い。 その一件以降 龍神様に実際に会いたいと願っていた。なぜかわからないけど、会えば「人生の後押しをしてくれる」、「仕事運に恵まれる」、「金運に恵まれる」とどこかの本に書いてあったからかもしれない。けれどその時は、高次の存在の中で龍神様に縁があったのかもしれない。このブレスレットがあれば同じ様な気もするが、実際に会ってみたい。 私は子供の頃、毎年滝修行に連れて行かれていたので、なんとなく滝に行けば龍神様に会える気がしていたが、都心から滝は遠いので、龍のゆかりのある神社やお寺に行ってみた。やはり龍神様はいない。どうしても会いたいと思っているので、気持ちが収まらない。 次はどこへ行こうと考えている時、長野県の山奥のパワースポットが気になって仕方なくなった。山奥に行けば、龍神様が雲や霧で 現れたという話もよく聞くので、天気がちょうどいい感じならそれでも会えるかもしれないと、早速行ってみた。 朝イチのバスに乗り込んで、雲を見つけると、龍神様の形になっていないか目を凝らしてみていたが、龍神様はまだまだ現れない。パワースポットに到着すると、すでにたくさんの人がエネルギーを感じようと手を広げていた。確かにパワーは感じるけれど,私はひと気のない方へ行ってみる。人の気に邪魔されると無になるのは難しい。 龍神様は何処だ?何処だ?とウロウロしていると小川があって、1メートルくらいの段差があり滝の様に見えた。私は龍神様は此処にいると確信して、動画を撮って、写真も何枚か撮ってみた。もちろん他の場所も動画や写真を撮って、後で確認しようと川や周りの木、風景、太陽なども写真に収めた。 家も何もない、山の上の方なので、とても気持ちがいい。清々しい気分でいた。数時間過ごして、東京に帰ってきた。 自宅に帰り、例の写真と動画を見てみると、動画にも写真にも、龍神様が映っていた居るとは思ったが、肉眼では見えていなかったので半信半疑でもあった。動画は、ゆっくりと滝を昇る龍神様の姿が映っている。写真にも写っている。神社に飾られている龍そのもの、色は白 水飛沫でそう見えるのかなとも思ったが、動画は動いているし、写真もそう見える。 昔から描かれている龍の絵そのものと全く同じ。自分の目で見たのなら、気のせいかもしれないと思うが、そうではない、動画と写真に写っているんだから、しかも動画は動いている。 こうやって龍神様に出会えた龍神様に何か言われたわけではないけれど、これからきっといいことが起きそうな予感がした。龍神様に会うには、強く願えば、会える場所に導かれて行くのだと思う。直感に従うということは、導かれるということ行きたいと思う強い衝動を感じること感じたら、それに従えばいいだけだと思う。回り道したと思わず、その時その時の直感を信じること適切な時に 適切なルートを経て 辿り着くものだと確信した。