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カテゴリ:マダガスカル
マダガスカルの中央高地に位置するベタホという村に日帰りで訪れたことがある。ベタホはアンツィラベ近郊の独自の建築様式が残っているという小さな村。アンツィラベからタクシーブルース(乗り合いのワゴン車)に乗って出かけた。距離は20数キロだが、途中で何度も停車したため1時間ほどかかった。
村には小さなマーケットがあり、そこの安食堂で昼メシ(肉が2切入った野菜スープと冷えたライス、約30円)を食べ村を散策した。しかし長期間の旅行のためか私の物事に対する好奇心が薄れ、散策していてもどうもつまらない。マダガスカルに着いた当初はいろんなことが新鮮に感じられ、気分が高揚していたというのに・・・。 散策を早々に切り上げマーケット近くの小奇麗な(あくまでマダガスカルの田舎にしてはという意味)カフェでコーヒーを注文し休むことにした。カフェのプラスチック椅子に座って通りを歩く村人を何とはなしに眺る。目の前を通り過ぎていく人を見ていたら、裸足で歩く人を結構見かけた。そういえばマダガスカルでは靴を履いていない裸足の人が多いような気がする。 その時、暇だったこともあり実際にカウントしてみた。 そうすると、100人中26人が裸足だった。 この数字を「多い」と感じるのか、それとも「少ない」と感じるのか、それは人それぞれだと思う。ただ、私が感じたのは、靴をはいていない人たちは必ずしも靴を買う経済的余裕がないからではなさそうということだった。勿論、経済的理由がないことはないのかもしれないが、それとは別に単に靴の必要性を感じていないようにも見受けられた。 これは一面ではあるけれど私の感じたマダガスカルの印象だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/12/27 11:04:23 AM
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