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カテゴリ:中国
せっかく来たのだからもう1回温泉に入ることにして、さらに今晩もここに泊まることにした。でもこの村、やることが特にないんだよなー。飯を食うのにも不自由をするし・・・。
とりあえず温泉の写真を撮ろうと思い午後に温泉の方に出かけたが、何故か個室温泉の写真撮影はダメだと言われた。どういうワケ?あまりにみすぼらしいからか?それではということで露天風呂の方へ行く。今日は昨日と逆で上の方が女風呂で下が男風呂となっている。チケット係に写真を撮りたいと告げて中に入れてもらった。 プールの奥の露天風呂に行くと、そこには小さな人工的な長方形の湯船があり、まるで雰囲気がない。それでも一応シャッターを切った。 それから、昨日入った上の露天風呂から下方に見えた露天風呂に行く。おお、これはなかなか風情がある。日本の露天風呂にかなり近い雰囲気だ。オジサンが1人いて、これから入浴するところだった。本当は彼が湯につかっている写真を撮りたかったが、説明するのが面倒なので、また誰も入っていない温泉の写真となった。 湯に手を入れてみるとちょうど良い湯加減。写真はもう止めて、一旦部屋に戻ってからこの露天風呂に入りに来た。ちょうど先ほどのオジサンが湯から上がるところだったので、この露天風呂を1人でたっぷり堪能。 それにしてもこの露天風呂、水垢だか人の垢だか分からぬが、底の方に沈殿物が結構溜まっている。風呂の中を歩くと水の動きによって沈殿物が舞い上がり、湯の中をふわふわと浮遊するのだ。うーん、あまり気持ちの良いものではないな・・・。 そのうち10歳位の少年が2人やって来た。彼らは服を脱ぐと、なんとサンダルのままで風呂の中に入ってきた。おいおい、そのサンダルはいつも外で履いているやつじゃないか。全く、そんなものを風呂の中に入れるなよ。注意したくなったが、ここは中国。日本とは違う。ひょっとすると、サンダルのままで風呂の中に入ってもなんら問題がないということもありうる。 いずれにしろ、何を踏んでいるかも分からぬサンダルがつかった湯には、それ以上入っている気にはなれずすぐに出てきたのだった。 鶏飛(JIFEI)の露天風呂は全部で3つあり、1つは湯の温度が高くてとても入れたものじゃない露天風呂(風情はある)、1つは人工的な小さなプールのような風情のないもの、あとの1つは温度もちょうど良く風情もあるが沈殿物がちょっと気になるものだ。結局、どの露天風呂も欠点があり、我々日本人の目からすると満足がいかぬものなのかもしれない。 はたして、ここ鶏飛(JIFEI)の温泉は、訪れる価値があるのだろうか?露天風呂があることと、裸で入浴できるという点は評価するのだが・・・。 1つめの画像 人工的な小さなプールのような風情のない露天風呂 2つめの画像 温度もちょうど良く風情もあるが沈殿物がちょっと気になる露天風呂 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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