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テーマ:最近観た映画。(40130)
カテゴリ:留学生活
ここのところ連日DVD鑑賞にはまっている。勿論1枚5、6元(100円弱)の海賊版DVD。
昨晩は常盤貴子主演の「赤い月」を見た。 日本映画史上初の中国東北部ロケを敢行したとパッケージには書かれてある。いわゆる戦争ものだが、生きることの尊さをテーマにしている。 日本人の私はぐっと来るものがあったが、果たして中国人が見ても同様に感じとれるのだろうか?その点は不明だが、もしそうだとしたら、この映画は成功を収めているといえるだろう。 なかにし礼の原作を読んでみたくなった作品だった。 一昨日は「菊次郎の夏」と「望郷 サンダカン8番娼館」。 菊次郎の夏は、「うん、こういうものか」といったところ。サンダカンの方は、もう30年ほど前の作品。「からゆきさん」をテーマにした作品。 山崎朋子著の「サンダカン8番娼館」は私も読んでいて、実際マレーシアのサンダカンを訪れた時には日本人墓地を訪れたことがあるが、映画化されていたことなどすっかり忘れていた。そんな作品をこの昆明で目にするとは思っても見なかった。 主演の女性は見覚えのある女性だなと思っていたら、栗原小巻だった。なるほどね。田中絹代もからゆきさんだった老婆役で出演。多くの人に見てもらいたい作品だけれど、まだ日本でも手に入るのでしょうかね? ベストは「笑の大学」だろうか。 文句なしに笑える一作。稲垣五郎扮する喜劇作家とそれを検閲する役人の役所広司、この2人の掛け合いが爆笑モノ。役所広司は言うまでもないが、稲垣五郎もなかなか演技が上手くなったものだと感心。 これはわずか2元で買ったDVD(約30円)。ダメモトと思って買ってみたら意外にも面白かった。中国字幕には「笑い」を上手く翻訳できていず、その面白味が伝わらないのではないか?だから売れない作品として特売処分されているのだろう。ちなみにまだ10枚ほどありましたね。昆明に住んでいる方、お買い得ですよー! 上記の他、中国映画では「太陽の少年(チアン・ウェン監督)」、「キープ・クール(チャン・イーモウ監督)」、「山の郵便配達(フォ・ジェンチイ監督)」、邦画では「亡国のイージス」。珍しいイラン映画では「少女の髪どめ(原タイトルはBARAN)」といったところ。 「シン・レッド・ライン」は途中で止まって見れなかったなぁ。「ヒトラー最後の12日間」はパッケージにはちゃんと日本語が書かれてあるのに、日本語字幕がなく断念。もっと中国語が達者になるまでのお預けだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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