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会社を辞めて旅に出た ~いつのまにか雲南定住~

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2008/01/02
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カテゴリ:留学生活
哀れな我が家のバスルーム
 2008年の幕開けはあろうことか水漏れ事件から始まった。

 1月1日の午前中は大晦日のパーティー疲れのため布団の中でごろごろ。昼ちょっと前に起きて軽い昼食をとり、昨夜の山のような食器の後片付け。ようやくそれが片付いて一息ついている時、同居人のサンヨー君がバスルーム(トイレ兼用)の天井から水が滴り落ちてきているのに気づいた。

 最初は少しだけだったが徐々に水漏れがひどくなり、しかもトイレの排水の匂いもしてきた。これは尋常じゃないと感じ上の階の住人にその旨を告げたが我関せずの態度(この辺りが中国人らしい)。ここでいざこざを起こすと後で更に面倒になる可能性があるので、とりあえずここは大人しく引き返した。

 「明日、この団地の物管(建物不具合等が発生した時対応する専門職)を呼んで見てもらうしかない」ということで諦めて就寝。

 今朝起きてすぐに水漏れの様子をチェックすると相変わらず水滴がポタリ、ポタリと落ちている。水漏れは主に2箇所あり、一箇所はシャワー脇の天井から、もう一箇所は運の悪いことに便器の真上の天井から。すなわち用を足すとき、上から汚水のしずくを浴びなければならない。

 耐え難い。というか、こういう状況が存在すること自体考えられない。

 かといってトイレの使用をやめることは出来ないので、考え出した苦肉の策が傘を使うこと。壊れた傘を捨てずにとっていたけどこんな用途があろうとは思わなかった。不幸中の幸いか?

 昼に上の住人が戻って来たので、物管(建物不具合等が発生した時対応する専門職)に電話をして上の階の状況を一緒に見に行った。その結果、上の階のトイレがつまりその汚水が排水管からもれ私の部屋のバスルームに滴り落ちてきたことが判明した。

 なんともおぞましい。

 物管がバケツに水を溜め、その水を勢いよく便器に流すこと数度で管のつまりは解消されたようだ。この間階下では水漏れが勢いを増していた。それに不安を感じた同居人のKさんが上に上がって来て、下の様子を見に行こうとした我々と階段で鉢合わせ。皆で汚水臭の漂う我が家のバスルームへと向かった。

 勿論、こんなことで水漏れ、いや汚水漏れがおさまるはずがない。なのに上の階の住人と物管は便器の詰まりも治ったのでしばらく様子を見ようと言ってくる。冗談じゃない!

 私が考えるに、汚水漏れの根本的原因はそもそも排水管から汚水が漏れることにある。便器の詰まりは二次的原因だ。便器の詰まりを直したので大丈夫だと彼らは言うが、排水管の排水能力いかんによっては再発する可能性が大いにある。

 何故そういうことをちゃんと考えないのか理解に苦しむ。あるいは修理に金をかけたくないので、「どうせ外国人だから適当な対応でごまかせれるだろう」とでも考えているのだろうか・・・。本来であれば直ちに排水管の修理をすべきなのに・・・。

 ごちゃごちゃ言っても仕方ないので、というかそう言う細かいことを適切な言葉を使って表現できないし、中国人の友人の前で怒るのもきまりが悪いので、とりあえず彼らの提案を受け入れることに。しかし上の階の住人は汚水漏れの原因が彼にあることが判明したにもかかわらず、お詫びの言葉のひとつも無しに去って行った。一体どういう神経をしているのだろう?

 彼らが帰った後、私は再びバスルームに行き、怒りと呆れの複雑な心境で天井から滴り落ちる汚水を再び見つめた。





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最終更新日  2008/01/03 01:01:42 AM
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