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本日は,外来にワタシに負けず劣らずのADDと考えられる女性がいらっしゃる日です.彼女には,ときどきはリタリンや漢方薬も処方しますが,大抵は自己肯定感を回復してもらうためのおしゃべり療法がメインです.ADDだと簡単に自信喪失しやすく,本来の能力を発揮できなくなりがちですが,能力を発揮できないとますます自信を喪失して,自己否定感に打ちのめされるという悪循環の罠にかかることからのがれなければなりません.
今日の課題は,「子どもたちの家庭訪問をいかに乗り切るか.」でした.彼女によれば,とにかく家中滅茶苦茶でどこから手をつければいいのかわからないとのこと.似たり寄ったりの状況にあるワタシの提案は,モノを捨てられるならば奥から玄関へ向かってとにかくモノを移動しながら片付けていくこと.モノを捨てられないならば,逆方向に移動して秘密の部屋に詰め込むこと.できれば,子どもたちを総動員して一気にやらせること.それが無理で一人でやるならば,家の中を小さい区域に分けてコツコツと片付けていき,子どもたちに家庭訪問までは散らかさないよう協力してもらうというものでした(要するにいつも自分がやっていることですがね). 彼女が本当に同じ方法を採用するかどうかは別として,ADDのために片付けられない状況のときには,たたき台となる具体的なプランの提供がまず必要みたいです. さて,我が家の場合,ここのところ秘密の部屋のドアの前にある作業テーブルの上は,家中から掻き集められた雑多なモノが溢れています.ちょっと気合いをいれれば片付くところまでは来ているのですが,その気合いがナカナカねえ.でも,頑張ってやってしまえばさっき買ってきたハリポタの秘密の部屋を見ることができるし.さああ,や・る・ぞおお! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.04.24 22:55:38
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