洗濯場の間口がわずか49cmなのは，引っ越しの際に洗濯機を搬入してから後に，通路の壁一面に生協の安モノの壁面収納を設置したためです．もし，洗濯機の買い換えなんてことになったら，この壁面収納をいったん撤収しなくてはなりません．考えただけでもゾッとします．
　先日，新旧の乾燥機を出し入れした際に，この壁面収納と間口の反対側のキッチンの簡易棚（クローゼット・オーガナイザーというアメリカ製．多分，今では入手できないのでは？）は，いくらかはゴッツンコされたのではないかと思われます．一昨日，キッチンの棚が水平でなくなっているのに気づきました．よく見ると壁面に棚板（といってもネット状ですが）を固定するプラスチック部品が破損していました．
　困ったな（棚？）．もう部品は入手できないだろうなあ．棚を木工で作らなくちゃならないかなあ．コンクリートの壁に固定するのに，ニガテのコンクリートドリルとか，面倒くさい専用ビスとかを使いたくないなあ．などと，うんざり気分になりました．しかし，ナニゴトもポジティヴシンキングが肝要と，気を取り直し良からぬ計画を思いつきました．　　
　この棚には，スロークッカーとオーブントースターと梅干しの大瓶２つが載せてありました．梅干しは病院だった頃に巨大なプラスチックバケツいっぱいに蓄えてあった梅干しの最後の分でしたが，残すところ13個というところです．今後は，買ってくることになるでしょうから，大きな梅干しの瓶は要らなくなります．その分スペースが空くのだから，新しい棚を頑丈なツクリにして，収納力もアップするよう工夫したデザインにしたら，以前から欲しいと思っていたキッチンエイドとそのオプションが収納できるかも．マーサ・スチュアート・リビングのＴＶ番組を見るたびに，垂涎モノだったのですが，なにぶんあのキカイはでかい．西洋洋菓子骨董店なんてドラマの厨房でも圧倒的な存在感がありましたよねえ．あれ，置けるんじゃないかしら？
　ムフフフフフとサイズを調べ，入れたいモノたちが上手く入りそうな棚のデザインをおこしました．必要な木材の展開図もなんとかできそうです．あとは，金具類についてよく考えて，当直開けの土曜日に買い物に行こうと心に決めました．
　勢いで，ニガテなコンクリートドリルの作業もやってしまえそうな気分です．ルンルンルン．
　問題は二つ．キッチンエイドとオプション類の置き場所は確保できそうですが，合計すると10万円は軽く越えそうなあれらの購入費用は？　秋まではとても工面できそうにありません．大穴馬券か宝くじでも当たんないかしらん．更に，マーサ・スチュアート・リビング みたいに，シフォンケーキだの手作りソーセージだの，手打ちパスタだのをどんどん簡単に作れるなんてことになったら，また，体重が・・・・・・
　かつて，オーブンを入手したときにも折りパイ作りにはまってしまい，一気に肥えたんだったけなあ．