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カテゴリ:わんにゃん物語
我が家の猫にしようと思って拾ってきたクロちゃん.元からいる猫たちとは仲良くできず,犬もコワイらしく,イヌネコ部屋では一晩と暮らせませんでした.その後1年余り,ワタシの母と隣近所のジイサンやバアサンのお家を巡回しながらゴハンをもらう半アウトドアライフを送りながら,けっこう快適に暮らしてきたらしく,逞しく大きくなってきています.けれど,ご近所のネコ好きでない方々には許せないイタズラをやらかしたらしく,保健所送りの指名手配を受けているよと,お隣の奥さんが教えて下さいました.
大きくて,ケンカも強いクロちゃんですが,食いしん坊の甘えん坊でもありますので,捕獲されるのは時間の問題だろうなと,思いながら歩いていたら,いきなり「にゃーん」と啼きながら,当のクロちゃんが庭先にやってきました.チュチュチュチュと舌を鳴らして手招きしたら,ナニかもらえるのかと寄ってきました.「こりゃ,カンタンに保健所送りで死刑になっちゃうわ(クロちゃんの容貌と体格からして,貰い手は期待できないと思います).匿うしかないね.」と呟きながら,抱き上げてLDKに連れていきました.物置にある小型のキャットケージをダイニングテーブルのそばに組み立ててとりあえずの監禁場所としました.大型のキャットケージを用意して,ヒト部屋のどこかをクロちゃんの場所にしてやるしかないでしょう.獣医さんに電話して去勢手術の予約もしなくては.もともと犬が淋しがるからとこじつけて猫を飼い始めたので,犬と仲良くできないクロちゃんをヒト部屋で飼うとなると夫から苦情がでそうです. その上,クロちゃんときたら,遊ばせてやろうかとドアを閉め切ってケージから出してやった途端に,水をがぶがぶと飲んだかと思うとダイニングテーブル脇のベンチにあったクッションに行きジョボボボボボボボボボと派手にマーキングです(オス猫の尿道は髪の毛のように細いはずなのに,見事にぶっとい尿線でした.).ふつうならばシュボッとスプレーする程度のはずなのに,そこらじゅうがビショビショになりました.抱きかかえて小型ケージにクロちゃんを戻し,臨時クリーニング作業です.クッション3つは,洗濯機で丸洗いしました.やれやれ.前途多難な雰囲気です. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.18 16:38:10
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