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カテゴリ:★パパの記憶
ここらで、思い出話を一つ。。。
私たちが結婚した当初は、携帯電話なんてものは世の中に出回っていなくて、 せいぜい、車のなかで使う移動電話(かな?)があったような。。。 そんな時代。 結婚して、パパの実家へ入る事となり、真っ先に困ったのは、私の電話。 家庭で電話はひとつ…というのが当たり前の時代。 今の様に子機を持つ時代でもなく、まして、二つ目の電話なんて贅沢。。。 パパの実家でもしかりです。 「家族になったんだから、別の電話を引く必要がどこにあるのか」という話で、 パパとジージとで話し合ったことが思い出されます。 結局、じーじ世帯主のお家に入ったのだから、許可を頂けず、私たちの電話は 入れませんでした。 悲しいかな、やはり、私の友達からはぷっつりと電話が来なくなりました。。。 仕方ないとは思いましたが、とても悲しかったのを覚えています。 そのとき、「いつの日か、喧嘩してでも電話を入れてやる~」なんて意気込んで、 当時、まだ電話のなんとか権で加入のしくみとなっていたから、その権利を手放さずに、 保留としておいたのを覚えています。 時代は変わったんですね~。 別居となり、すでにそのなんとか権のシステムではなくなっていました。 そして、更に時代は変わり、 家庭に電話0台というのもあり得る時代に。。。 今では携帯があるから、二台目の電話なんて問題は、まったく、関係ない話ですよね。 ほんとうに、あのとき、じーじやパパがけんか腰で話し合った事、 単なる思い出になっちゃった。。。。いい時代です。。。。。 ========================================= 実は先日、いつものようにバーバ宅へ伺い、いつものように時間を過ごしたんです。 そして、ふっと、ある物に目がいきました。 パパが二階の私たちの部屋へインターネットを引く為にのばして行った電話線を、止める金具。 まだ、そのまんまのところがありました。。。。 それで、これらの事を思い出しました。。。。。 当然こっそり涙。 あの部屋へは、実は、もうずいぶん行ってません。やっぱり、いけないかな。 あそこで過ごした時間は、「新婚時代」の当初です。 あとは、たま~に帰省したときだけ。必ず、パパと一緒だったから。 あそこに一つだけ残している家具、立派な本棚があります。 パパが先生だから、この本棚がいっぱいになるくらい必要だろうと考えて買いました。 引っ越しの時に、大きすぎるし、いずれ戻るつもりで置いて行ったら、、、 パパは使わずじまい。。。 これから先、あの本棚があの部屋を出る事はあるのだろうか。 あまりに大きいので、私にも移動できず、ジージ達にも言い出せず、、、 かなりもったいないなぁ。でも、今置けるとこないし。。。 きっと、今は必要ない時なんでしょうね。その時が来たら、すんなり、 どこかに収まるんでしょうね。 あ、電話から話がそれた。。。ま、いっか。 ホント、いい時代です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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