学力低下はDSが防ぐ!?大阪電気通信大学が活用―独自ソフト開発も
大阪電気通信大学が年内をメドにニンテンドーDSを授業に本格導入することを決めたそうです。1、2年生の必修科目のうち英語・物理・力学などで全学生にDSを貸し出しするということ。昨年から英語の一部クラスなどで試験的に利用していて、学生からの評判も良く、成績にもプラスの効果が見られたことから本格的に利用するものです。
英語では『えいご漬け』を利用して行っていたそうですが、秋にはソフトの独自開発にも乗り出し、1年後の完成を目指すとのこと。市販し収益源とすることも検討しているようです。
大阪電気通信大学には総合情報学部デジタルゲーム学科があり、本格的なゲームプログラミング教育などを行っているそうです。マイクロソフトの「XNA Game Studio Express」も導入されています。
私学は一部を除き軒並み経営が厳しく、生き残りのために特色ある学部の設立や、研究の拡充に力を入れていますが、ニンテンドーDSの導入というのもこうした取り組み一つと言えるでしょう。
学内で使うソフトは学内で制作するというのは実戦的でいいかもしれませんね。偏差値が下がってしまったらデジタルゲーム学科の責任ということに!?