カテゴリ:本の感想
夏前あたりから、なんとなく続けている体操がある。体操といっても、かなり負荷の低いもので、寝る前に二十分くらいやっている。やらない日もある。 体操の名前は、聞いただけで脱力ものなのだが「ゆる体操」という。その名の通り、体をゆすったりして、出来るだけ緩めましょうという趣旨。著者は運動科学者で、自身も武道をはじめ様々な運動を、本に拠ればかなりハイレベルでこなすらしい。ただネットで情報をあさると、毀誉褒貶という感じがしないでもない。著者の実力などは分からないのでさておくとしても、体操自体は効果のあるものだと思っている。 購入したのは仕事力が倍増するゆる体操超基本9メソッドという本。かなりの数の本を出版されていて、タイトルをざっと見る限り、運動科学バリバリのものから、健康や美容を対象とした一般向けのものも書かれている。この本を選んだ理由は「仕事」という単語が入っているからで、パラパラ書店でめくったときも、やはりビジネスシーンを念頭に置いた内容だったので、気に入って買った。 運動は嫌いではないが、あまり継続してできる状況に今のところはない。一時期はジムに通ったこともあったが、どうもマシントレーニングが好きになれず、結局行かなくなってしまった。水泳はそのうちやりたいと思っているが、そのうち。 本で触れられている方法は、本当に寝る前に出来る。腰や下半身をゆるめる3つの運動が基本とされていて、続いているのもこれくらい。やってみると、かなり気持ちが良い。最初の頃は、かえって翌日に疲れが浮いてきたようで起きるのが辛かった。むしろ「ああ効いてるな」とか妙な感動を得たのが、続いている理由だと思う。 実際にはきちんとやろうとすると難しい。運動科学者の提唱したものだから、腸腰筋とかを意識するのが本当らしいが、そこまでは当然行かない。それでも、一頃は「このままいったら腰痛かなぁ」みたいな腰の不安があったのだけど、それが軽減されている。 肩こりなども劇的に良くなると書かれていたが、残念ながらその効果は体感できていない。肩を凝らせる時間の方が、ほぐす時間よりも圧倒的に長いせいだろう。ダイエット効果などもあるようだが、それも特に感じない。 リラックスタイムには欠かせないものになっている。適当にやればやるほど良いそうで(本当か?)、来年も体のメンテナンスがてら、ダラダラ続けていこうとおもっているものの一つ。 仕事力が倍増するゆる体操超基本9メソッド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月26日 14時40分20秒
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