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カテゴリ:情報経済新聞
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--------------------------------------------------------------------- ◆1.ワン・ミンさん(法大教授)の考察・『日本の秘められた文化力』に励まされて! ◆2.目標を達成するのは嬉しいが、目標に向かっていく方がもっとすばらしい! --------------------------------------------------------------------- ~~~~ 編集長 土屋 憲太郎 ~~~~ ●こんにちは。夜来の強い雷雨・豪雨も今朝にはいったん小休止。小康状態を保 ってはいるのですが、大型台風の接近も予想され、明日・明後日と、先行き心配 が残る今日の空模様ですね。 --------------------------------------------------------------------- ◆1.ワン・ミンさん(法大教授)の考察・『日本の秘められた文化力』に励まされて! --------------------------------------------------------------------- ●そんな曇り空の下、昨日(9/4)の朝日『時流自論』欄に掲載された法政大学教授 の王敏(ワン・ミン)さんの深い眼差し『日本の秘められて文化力』を読ませていた だいて心から励まされました。その要旨は以下の通りです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1.年に数回、私は中国に戻る。毎年、それを重ねていると、日本の生活文化がず いぶん中国に浸透してきたと思わずにはいられない。 2.デモの前に出版された『菊と刀』(ルース・ベネディクト著)の2種類の中国語の翻 訳本は、デモ後に売れ行きが上向いた。 2.93年に発刊された中国語の『武士道』(新渡戸稲造著)も今年1月に7版。デモ後 も売れている。 3.03年後期から使われている中国の高校の国語の教科書には、川端康成の『花 は眠らない』(中国語で『花未眠』)が掲載されている。 4.中国には約3万1800校の高校があり、生徒数は3243万人にのぼる。ちなみに、 中国で日本語を学ぶ人数は48万人。 5.高音を発する中国語の世界からみれば、(日本語の)静かな語の響きが魅力に 映る。 6.文化大革命が盛んだった32年前、私は大連外国語学院日本語学部に入り、夜 周りにびくびくしながら布団の中で日本の短波放送を聞いた。 7.その小さなラジオは、父が1か月分の給料をはたいて買って送ってくれたものだ った。 8.耳をそばだてると、『ふるさと』や『さくらさくら』のメロディーが、せせらぎのような 「和み」となって心に沁み込んできた。 9.言語、歌曲、ファッション、文学。それぞれが絡み合って日本文化の魅力になっ ている。そこには論理的な言葉で表現できない優しさ、すなおさ、透明な純朴さ があるのではないか。(以下、割愛) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ●『遣唐使の見た中国と日本』(朝日新聞社刊、専修大学・西北大学共同プロジェ クト編、1400円+税)のページをめくりながら、筆者が痛切に感じることは、愚鈍 な時の権力者たちはいざ知らず、日本も中国もお互いに、「耳をそばたてて、い つまでも聞いていたい深い心の音楽や詩歌(相聞)の調べがあるのではないか」 ということなのですが・・・。 --------------------------------------------------------------------- ◆2.目標を達成するのは嬉しいが、目標に向かっていく方がもっとすばらしい! --------------------------------------------------------------------- ●9/5朝日の小ぶりな連載『堀江謙一物語 ひとり、海へ』(第1回)の中の印象的 な一節。 「目標を達成するのはうれしいけれど、目標に向かっていく方がもっとすばらしい。 その一瞬一瞬が」 ●23歳で日本人で初めて太平洋を単身ヨットで渡った堀江さんは、その後、西回り 無寄港・世界一周(73年~74年)、南北縦回り世界一周(78年~82年)、そして66 歳を迎えたいま、東回り無寄港・世界一周(昨年12月~)に挑戦中。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月07日 13時36分35秒
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