|
カテゴリ:情報経済新聞
~~~~ 編集長 土屋 憲太郎 ~~~~
●こんにちは。久しぶりの青空・蒼空・青い空・・・。10日には日本の超音速旅客機 の実験機がオーストラリアでの試験飛行に成功。今日12日には中国の有人宇宙 船『神州六号』を乗せた長征2Fロケットが43回連続の打ち上げ成功記録の更新 に挑戦する見込みです。 ●一方、大陸では、10/7の朝日『中国高速鉄道(の)車両(800両、約2000億円)日 ・独有力に(中国政府が)見積書提出(を)要請』(北京・吉岡桂子記者)記事によ れば、「中国政府は今春の反日デモ以降は“日本排除”の姿勢を修整」しており、 「見積書の提出で日独が(受注を)分け合う可能性が高まっ」ているそうです。 ●第11次・新5か年計画案(骨子)などが伝える中国の光の部分(空)と、朝日連載 『奔流経済-中国のいま-(1)~(5)』などが鋭くえぐる中国の影の部分(陸)などを 等価に見つめながら、息の長い、草の根レベルでの、公平な善隣友好(中国に限 らず)を深めていきたいですね。 --------------------------------------------------------------------- ◆1.スパコンで独自設計、超音速旅客機の実験機・豪州での滑空飛行に成功! --------------------------------------------------------------------- ●10/11の朝日夕刊によれば、日本の宇宙機構がフランスなどと国際共同開発を 目指している次世代の超音速旅客機の実験機による音速の2倍(マッハ2)での 滑空飛行実験が10/10に成功し、3年前の失敗による失地を回復。 ●東京とロサンゼルス間を約5時間で結ぶこの超音速旅客機は、低燃費や低騒音、 長い航続距離、全体経費の大幅な削減などの達成を目指しており、2020年以降 の実現・導入を目指しています。 ●スパコンによる事前の最適な設計を試みた同実験機は、マッハ2の速度で約15 分間・滑空飛行した後にパラシュートを開いてオーストラリアのウーメラ飛行実験 場に無事着地。「最高速度になった約70秒間、空気の抵抗など約800点のデータ を取得」することに成功しました。 ●宇宙機構によれば、「日本の独自技術が確立できれば、将来、次世代機の国際 共同開発に主体的に参加する道が拓ける」とのこと。スパコンを使った日本独自 の機体設計法の確立が待ち遠しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月12日 13時23分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[情報経済新聞] カテゴリの最新記事
|