用意したもの(上の方にあるものは比較的必要度が高い)
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コメント |
栽培する植物 |
全くのお好み次第.
トマトなどは,日当たりが良い場所でないと難しいかもしれません.
うちでは,米の水耕栽培はうまくいきませんでした.
バケツ稲は元気なのですが...
種蒔き時期は重要ですが,サニーレタスの場合,
意外に短期間で収穫出来ますので,家庭用でしたら,
多少時期がずれていても何とかなるかもしれません.
ホウレンソウは品種を選ばないとすぐにとうだちします.
(オーライは4月以降はだめでした).
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栽培容器 |
身近なものを工夫をして利用しましょう.
その1:
亀やザリガニ,カブトムシ飼育用の浅いプラスチック水槽を転用しました
(苔防止のために,水槽部分に遮光が必要).
その2:
発泡スチロールの箱.蓋つき.
目が粗い発泡スチロール箱は水漏れしやすい傾向があります.
浅い方が養液に酸素がとけ易いのですが,
トマト栽培などでは給水が頻繁に必要になるかもしれません.
その3:
水栓付きプランター.水が漏らなければ取りあえず使えます.
その4:
塩ビパイプ.両側に蓋をして,パイプの側面に一列に穴をあけます.
水は漏らないです,意外に場所を取らないので,重宝しています.
植え込み用の天板(水槽の蓋兼用):
5mm厚の発泡板45cm×30cm(ただし,光が通るため藻が付きました).
蓋つき発泡スチロール箱なら不用でしょう.
ちなみに,加工が簡単だし安上がりかと思い段ボールを使ったら,
エアポンプの水しぶきでふやけてしまいました.
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植え込み材 |
ロックウール,不織布,観賞魚用の濾過マット等.
水に濡れるので,腐ったり水に溶けたりするものは避けました.
その他,不織布等を巻くためにエアキャップ(梱包材のぷちぷち)も使いました.
ハイドロボールやざるなどを使っても良さそうです.
(個人的には,観賞魚用濾過マットをよく使っていますが,
種を少しでも深く埋めすぎると繊維に引っかかって葉が開かなくなります.
ロックウールは水をかけすぎると根が腐りました)
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肥料 |
微粉ハイポネックス,メネデール,カルシウム剤(微量元素を含む,
葉面散布用)を購入.基本的に微粉ハイポネックスを1000倍で使用しています.
水耕栽培用肥料も市販されているようです.一ヶ月に一回は,
全ての養液を交換した方がよさそうです.
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エアポンプ一式 (使わない水耕栽培もあります) |
エアーポンプ:
金魚など観賞魚用のぶくぶく.
養液循環と,多少は養液中の酸素濃度を上げるために使います.
いろいろ試しましたが日本動物酸素のノンノイズが静かでした(AC電源の場合).
携帯用エアポンプ(ATOM-2等)は電池で動きますが音が耳障りです
(ちなみに太陽電池でATOM-2を動かす場合,2V-500mAのパネル
(+逆流防止ダイオード)二枚並列では,日照等によっては十分に動作しません.
逆流防止ダイオードなしでもパネル一枚では動きませんが,
二枚並列ですとよく動きます(セットの丸エアストーンと水逆流防止弁付の場合).
ポンプの先に何もつけていなければ,
2V-500mAのパネル(+逆流防止ダイオード)一枚でも動きます).
釣具店で見かけるカーバッテリー用ポンプは,
12V太陽電池で充電したものがそのまま使えます
(ただしN社の場合12V入力で3V出力でした.
これなら電池式エアポンプに小型太陽電池を直接つないだ方が良さそう).
シリコンチューブ:
ポンプ,エアーストーン,逆流防止装置などをつなぐ,普通のチューブです.
エアーストーン:
丸いもの,15cm位の細長いものなどいろいろあります.
チューブの先が浮き上がらなければ,つけなくても良いです.
逆流防止装置:
エアポンプに水槽の水が流れ込まないようにします.
機種によっては不用です.ノンノイズには付属していました.
L字継ぎ手:
縦型の栽培装置を作るときに使いました.
三方継ぎ手:
エアを分岐させるのに使います.
ノンノイズ2L×2はエアの出口が二つあるので,二つの口をつないで,
出力を一つにまとめるために使用しました.
(ガーデン用ポンプ):
大規模な装置を作るとか水を高い位置に持ち上げたい場合などに.
便利かと思って買ったのですが一度も使っていません.
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アルミシート |
遮光と水温低下,光を反射させて明るくする,アブラムシよけなど,
いろいろな使い方があります.板などに貼り付けて使用する場合は,
補修用品や台所用品として売られている,薄手の粘着アルミシートが便利でした.
もっとも,冬は容器の覆いを黒くするつもりです.
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水槽ヒーター |
冬場の保温用など.市販品としては熱帯魚用ヒーターの他,
亀やトカゲの水槽の下に敷くもの(ぴたり適温の類)が売られています.
直流電流を利用するなら,共立電子等で売られている,
フィルムヒーターを使うと良さそうです.
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防虫ネット |
パオパオの類.青虫や毛虫の類が防げます.
日差しを遮ることになりますが,葉菜類では葉が柔らかくなって良いかも.
夏場はむしろ光を遮らないと葉焼けが起こります.
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LEDでの補光装置 (自作)
これを作ってしまうと,
効率よく野菜を作っても,元は取れないでしょう.
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日当たりの良い屋外で栽培する場合は不用です.強いて言えば,
バジルやシソ等の抽苔防止には有用かも.ただし暗期中断なら蛍光灯で十分では?
LED:
赤660nm位,青470nm位(共に光合成に有用な波長らしい),
高輝度の白等を好みと必要に応じて.
あまり発熱しないので植物の近くから光を照射できます.
光の波長や,混合比率を変えると育ち具合が違ってくるそうです
(発芽の抑制,花芽形成,徒長等).製品によっては放熱に注意.
ディープサイクル・バッテリーやカーバッテリー12Vを電源としているので,
660nm位のLEDは6個直列,470nm位のLEDは3個直列にして,
定電流ダイオードで電流量を20mAに制限しました.
ちなみに660nmと470nm位のLEDを混ぜると結構妖しい色になります.
定電流ダイオードか抵抗:
定電流ダイオード10mAを2本並列にして使用しています.
ユニバーサル基板:
配線材と蓑虫クリップ:
スペーサー:
アルミ箔を貼った板に,LEDを取り付けた基板を取り付けたので,
短絡を防ぐために3.2mmφで長さ5mmのものを使用.
ネジ:
3mmφで長さ20mmのネジが,基板の固定にはちょうどぴったりでした.
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LEDでの補光装置台 (自作) |
壁に取り付ける簡易棚用の支柱と板を受けるもの(棚の高さが変えられるので,
植物の背丈に応じて照射位置が変えられる),
背当たり用の板(アルミ粘着シートを貼って光を反射)など.
端材を使えば安く作れます.
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LED点滅装置 (組立予定) |
植物育成灯を2.5kHz程度でON-OFF(200μs ON、200μs OFF)
するとサニーレタスが早く育つらしいので,LED点滅キットを購入.
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20W蛍光灯での補光装置 (組立予定) |
DC12Vで利用するためのキットを購入.冬場の室内栽培用?
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タイマー (組立予定) |
エアポンプを定期的に自動ON/OFFすべくキットを購入.
LEDライトも12時間毎にON/OFFがしたいのですが...
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太陽光発電用品一式 |
水耕栽培自体には不用です.ここでは
水耕栽培で使う電気(エアポンプ,補助光)は全部太陽電池で賄っています.
太陽電池のパネル:
用途にあわせて電圧,電流等を選びます.
バッテリー:
太陽電池で作った電気をためるものです.
チャージ・コントローラー:
太陽電池を使って,バッテリーに充電するときに使います.
インバーター:
普通の家庭用コンセントに差し込んで使う電気製品(この場合はブクブク)を,
太陽電池で充電したバッテリーで使いたいときに必要です.
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その他 |
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ラッカー(銀色) |
手っ取り早く遮光するには便利です.
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ドリル一式 |
電動式ドリル:
『日曜大工初心者の女性にも使い易いものを下さい』といって出てきたもの.
刃:
6mmだとエアーポンプ用チューブに丁度良い.
コマ状のステップドリルやホールソーも栽培装置作成に便利です.
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その他の工具類 |
ドライバー,キリ,ハサミ,カッター,ハンダごて,ニッパー等.
必要な工具を適宜.
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参考図書 |
矢野謙介(画・上野厚子)
「水栽培野菜づくりの愉しみ~土がなくても野菜は育つ」
グラフィック社
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