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テーマ:環境を考えた家づくり(276)
カテゴリ:仕様について
これは屋根の瓦の下地です。 当社の場合エコ断という水蒸気を通す断熱材を使用しているため 通常の屋根の下地工事と全く違ったつくりになります。 通常の工法の場合 屋根垂木の上に野地コンパネ(野地板)を張り その上にフェルト等の防水シートを貼り その上に瓦桟という瓦を引っ掛けて固定する 木を流します。その上に瓦を葺くのです。 しかし、当社のエコ断の屋根下地は 垂木の上に野地コンパネまでは一緒ですが その上にエコ断という板状の断熱材を敷きつめ その上にルーフラミテクトという防水シートを貼ります。 この防水シートは何が違うかというと 水は通さず水蒸気は通し、屋根用ということで壁のタイベックに比べて かなり肉厚でしっかりしています。 そして更にその上に通気胴縁を縦に打ちつけて その上に瓦桟を打ち付けます。 尚この通気胴縁と瓦桟は、防腐処理を施しています。 この工法は、屋根が直射日光でかなりの高温になるため その瓦の下で通気が出来るようにすることで 小屋裏に熱を出来るだけ入れない工夫と 小屋裏に入り込んだ水蒸気を屋根から排出するので その水蒸気が抜けやすくするためでもあります。 屋根瓦の下地にかかる材料のコストは通常の数倍になりますし 大工さんの手間も3倍ぐらいかかりますが これは夏涼しく、冬暖かくすごすためには 決して妥協の出来ない工事になります。 最初は大工さんも「何でこんなにお金をかけて こんなに面倒くさいことをするんだ?」といっていました。 大変だからや~ねとは言いません。 しかし最近は何も言わず工事を進めてくれています。 それだけ工事中に夏の涼しさや冬の暖かさを体感しているからでしょうか? 大工さんこれからも頑張ってくださいね。 お客様のために! 1クリックお願いします。 楽天ブログ★アクセスランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月22日 20時09分17秒
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