ＷＡＷＡは最高☆

今日、土曜だって言うのに、彼は大阪へ出張
都合がいいのか、えっぐもブラ社がブライダルシーズン最盛期で今日の１４時までって
時間厳守の納期もあったりで、彼も頑張るえっぐも頑張る

時間厳守のが終わった後は、そう焦らず急がずで、のんびりやって、夕方には落ち着く
１８時を廻る頃、もうそろそろ会議終わって、帰ってくるのかな～って、雨降ってるし、
『駅までお迎えするよ』ってメールを送ったら、電話がかかってきた
「なんでやねんＴシャツ、要る」
「要らないよ～」
「じゃ、しばいたろかＴシャツは」
「え～他に何かないの」
「うんと、他には好っきやねんがあるよ」
「じゃ、それ」
「了解」
「で、新幹線は何時なの」
「１８時３０分かな・・・」
「で、到着は」
「いや、解らん」
「じゃ、また名古屋駅着いたら教えて」

その１時間後にメールで
『上司に誘われて、ちょっと飲みに行ってくる』
『解ったよ』
そして、今度は電話で
「携帯の充電ないから、手短に・・・ハーブスって知ってる」
「うん、知ってるよ」
「何がいい」
「え～何でも、いい・・・」プツッ
・・・
え～、ここで充電切れかよ

その時間で、飲んでお土産を買って、帰ってくるだろうと思いつつ、しばらく待つ
お土産ケーキを楽しみに夕飯も我慢し、待つ
２０時を過ぎ、２１時を過ぎ、２２時を過ぎ、オカシイ・・・
もしや、何かあったのでは・・・
携帯あるのに、充電切れで、連絡の術を失い、不安が募るばかり
一旦、そう思うとそれしか思えなくて、でも大丈夫、彼だから大丈夫と思いつつも
じっと出来なくて、とりあえず駅まで行っては、電車事故の知らせもないようだし、
駐輪場で彼の自転車を確認し、一安心して、あとはただひたすら待つ
待っている間、何もする事なくて、駅の改札にあるチラシを見たり、読んだり、飽きては
携帯でゲームをしては時間を潰す
途中、何台かの電車が来ては、改札を出てくる人、人、見ては違う違う
２３時を過ぎ、終電まで電車はあと６本
もし、終電まで彼が現れなかったら・・・

すると、電話が鳴り、番号は彼のピッチ
「今、駅に着いたんだけど・・・」
「うんうん、駅に居るよ」
「おぉっ、何時から待ってたの」
「今、来た所だよとりあえず、傘も持ってきてるからおいで」
しばらくして、改札口から出てきた彼は赤い顔してた
「赤い顔して～飲まされたんだね・・・」
「そうだな～ジョッキ３杯」
「そっか～、ゆっくり帰ろう」

家に着いて、
「も～う、充電ちゃんとしといてよね」
「本当だよな～」
「連絡、何も出来ずで、しかもこんなに遅くなるなんて」
「オレもだよ～こんな遅くまで付き合うとは思わず」って笑っている彼に
「こっちは、心配して心配して、どんな気持ちだったか・・・」
「心配しなくても大丈夫だよ」
「そりゃ～そっちは美味しいビール飲んで、楽しいかも知れないけど、
　待っているこっちなんて、まだ帰らない、まだ、まさか何かって・・・」
そう言いながら、安心したのと、彼の安易な考えで、涙出てきた
ウェ～ン、ウェ～ン、もし秀の身に何かあったら、えっぐも居なくなるんだから

---追記---
「居場所解るように、ＧＰＳ付けるよ」って言ったら、笑ってた