網戸はむかし…
残暑お見舞い申し上げます!と言えるぐらい暑さ復活しちゃいました!◆ 終戦の焼け野原からとてつもない高度経済成長人類史上まれに見る変貌そんな昭和のガキンチョの記憶 旧サイトのリメイクです! †24†網戸がついたのっていつ頃でしたっけ?◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆水滴をなめてみたらしょっぱい!昭和30年?40年??「網」と言えば金網か、さかな捕りの網網戸用のネット(サラン)などなかった時代です。あったと言えば蚊帳(かや)しかし、蚊帳は夜寝る時だけこちらは奈良時代以前、とか歴史は古いらしい…真夏は夜も窓全開蚊も蛾もハエも蜘蛛も出入り自由昼夜を問わず家の中にたくさん昆虫が飛来したのですが、昔の人は虫の侵入をそれほど気にしなかったようです。ゴキブリが飛んで来たときなど面白がって「敵機襲来!」などと、まだまだ戦時中の気分。古い日本家屋はとても開放的、通気性良好、虫よりも湿気(カビ)を嫌ったのです。とは言え、あまり虫に敵意を示さない先人たちも、蚊だけはどうにもムカついた!寝不足にもなりますからね。そこで蚊帳を張ったり、由美かおるさんや水原ひろしさんの登場!(古~)となります。今松本さん?ところで親父はハエ取りの名人「パンッ」と空中のハエを素手で叩くのです。食卓(お膳・座卓)の上でやるもんですから“シブキ”が食べ物に降り注いでいたかもキッタナー!奥の間の障子を取っ払って鴨居にすだれがかかっていた。その先に縁側、ガラス戸を開け放った先に前栽(せんざい・庭)が見える。砂利を敷き詰めたなかに踏み石(飛び石)があり、先には庭石で囲まれた築山(小高い盛り土)があって樹木の間に石の灯籠が見える、という風流な光景でしたでも、我が家は決して豪華なお屋敷なんかじゃなく庶民の暮らす長屋!箱庭のように小さいながらも形式的には純日本庭園が造られていました.夏の夕方の打ち水、これが最高ーに清々しい、「夕涼み」というのは日本庭園でなくっちゃ。癒されました。でもそこに、網戸なんかがはまっていたら台無しでしょ!日本の住宅もさまがわり、中途半端に洋風化で風情がなくなり湿気がたまる。で、換気扇や除湿グッヅ、カビキラーが登場。高度経済成長とともによけいなものが増え窓も味気ないアルミサッシにとって代わり網戸がどこの家にもフツーにはまりました。「文化生活って家の中に虫や蚊がいないこと」と誰もが思うようになってしまいました.ボクの記憶では、昭和50年頃に住んでいた比較的新しい家で“初めての網戸”を体験しました. 網戸のせいで売上げ落ちたんでしょうねキンチョーさん!風が通りにくいし、外を網戸越しに見るなんて嫌いですが、最近では内側が黒で外側が銀という優れものが登場してクリアーに見えるようになりました.(^-^)ノ゙see u! ,,