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アフリカのある部族は沼地に住んでいて、食べ物といえばワニしか喰わない。
自分達のテリトリーのなかに、蛋白質といえばワニしかいないからだ。 『ねぇ~アナタぁ、今日の晩御飯お肉がい~いぃ? それとも、お魚がい~いぃ?』 『肉かな』 『牛と鶏と豚があるけど、どれにするぅ?』 『鶏かな』 『きゃーすごぃい! 私も鶏がいいなぁって実は考えてたのぉ! やっぱ夫婦だね~』 などという甘ったるい会話はここでは根本から成立しない。 ワニしかいないのだ。 毎日の食事がワニなのだ。 しかし神様は非情なもので、実はこのワニの肉のなかには、女性を不妊にさせる成分が入っている。 よってこの部族は少しずつ人工低下を招いている。 部族に「生きる」ための糧を与えながら「絶滅」させるという矛盾した行為・・・・神の悪戯であるならば、もはやSM的とさえ言える。 暖かく晴れた週末の今日、やりきれない表情で黙々と濡れた畳や家具などを処分する長良川周辺の人々を見ていて、そんな話を思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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