テーマ:暮らしを楽しむ(388183)
カテゴリ:Life style
お盆に休みがとれなかったため、この三連休を利用して実家に帰省してきた。
国体が地味~に開催されている岡山である。 ちょっと広報が下手・・・である。 さて、甥っ子姪っ子と格闘の三日間であった。 私は高校から寮生活を送っていた。 そのまま大阪の大学に出てからというものは、お盆か正月に帰るくらいである。 実家に住んでいるおにい夫婦、近くに住んでいるおねえ夫婦に比べると、それこそ親孝行らしい親孝行は全く出来ていない。 『親になって初めてわかる親心』とよく言われるが、嫁のおなかに小さな生命が宿った今、少しではあるが親の気持ちがわかるようになってきた。 それは喜びでもあり、ちょっとしたプレシャーでもある。 小学生の頃だったか、おとんに仕事現場に連れて行ってもらったことがある。 確か夏休みだっただろうか。 早朝から車で一時間ほどかけ、出勤。 おとんは路線バスの運転手であった。 まだ暗いうちから車両の点検をし、出発。 文字通り、運転席の後ろから「働く親父の背中」を見た。 それは普段見ることのない親父の背中であった。 この日の出来事は、私の労働感に未だに大きな影響を落としている。 親父である以前に、ひとりの人間として尊敬する人である。 おかんは珠算塾の先生をしている。 おかんを一言で表すならば『ろうそく』のような人。 己の身を削ってでも周りを明るく照らす、ろうそくのような人である。 母親である以前に、ひとりの人間として尊敬する人である。 私は生まれてくるまだ見ぬ我が子にとって、父親である以前に尊敬できる人でいられるであろうか。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 19, 2005 10:58:07 PM
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