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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8461)
カテゴリ:詩
『僕たちの今、この時代~山羊座の蠢き~』 . . . ~山羊座…物事が結果としてたしかに現れる時代~ . . . . . 我々はどこからきて 何処に行こうとしているのだろうか… . 万物の母と思われる方は、幼かった…あまりにも . この記憶の欠落に、僕は少なからずいら立ちを覚える… 誰も読み解けているものではないにせよ . . . そう、焦るな… 君の背中は、そうつぶやいているようだった . . . 僕は口火を開く . 私たちの時代はだいぶ消耗してきています… . 僕はそうつぶやくと 君の応えを静かに期待しながら待っていた . 君はそのことには沈黙し ただ遠くを眺めやる . . 王…あなたにも見いだせないのですか 僕は淡く期待を抱いた自分を恥じた . 王の背中は何かを思い詰めたように語り落した なるようにしか…ならぬであろう . 僕らがこの惑星に飛来してから どのくらいの月日が流れただろう… . . . いったいどのくらい . . . 王にも賢者にも解けぬその謎に 無邪気に挑む僕の姿は、ここでもまだ若者扱いをされていた . . . 僕だって、皆と同じ46億歳なのに むしろ皆なぜ、このことに気を留めない 留めないのだろう . . . 僕は預言者として 忠告した . . . 昨年12月には木星が山羊座に入りました 土星と冥王星も時経ずして同じく山羊座に… その惨状が現在の状況となります . それはただ星図と惑星系の運航を 読み解いたものにすぎず 己の意見を挟んだものではない . . . 僕の悲観的な未来像は だいぶ周囲に怖れられ 皆口々に不吉な… とこぼすばかりだった . . . さらに言えば 2020年7月初旬に山羊座の守護星である土星が 水瓶座から山羊座へ再び戻ります そして、その土星が順行に戻るのは 9月末頃になります . トランスサタニアンのこれらの惑星の動きを軽視すべきではありません… . 王は よせ…と一言こぼした . . . 私には見えている… それはもうすでに見えている事であるが 民衆には耐えることはできない事柄だ . . . 僕のリーディングは、即座に中断され 封印された . . . ただ恭しく、小さな石棺の中に収められたのだ まだその書は死んでもいないのに 死んだものの如く しかし、極めて丁重に扱われた . . . そちの才能はよく心得ておる 気がかりであろうな… . . . 王は、まだ遠くの地平線を眺めやりながら そう零すのだった . . . 僕はいっそのこと 謎のままでいて欲しいとさえ思った なぜ、一部を垣間見せるのだ 一部だけを垣間見せ 僕の心を動揺させる… . 僕は、今度は神に呪いの意識を向けていた… そして、すぐさま、その過ちに気付き 己を恥じた . . . 戒め…と 我々は捉える それが救いとなるのか、それとも 人類は、科学を駆使して、この地球の惨状を ねじ伏せるのだろうか… . . . Eili ...
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最終更新日
2020年08月03日 10時13分58秒
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