いいことありそ

エリー、鴨居商店の通訳をする。



亀山家


マッサン「鴨居商店がウイスキー造る？」
エリー「日本に来てウイスキーの技術教えてくれるｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞ人、紹介して欲しいって」
マッサン「ええええ～」
エリー「大将本気だよ。どうするマッサン！！」

アドバイザー募集条件の文書を見せるエリー。

マッサン「技師の年棒が４０００円ってそがいな大金！
　　　　　　　　　この家の家賃の何年分じゃ！この家建つど」
エリー「まだ間に合うよ。大将に頭下げてウイスキー造らせて下さいって」
マッサン「今さらそんな事できるかっ！ガオ～」
エリー｢ｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞからｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ来ちゃったらもう遅いよ。大将ウイスキー造っちゃうよ。
　　　マッサン　マッサンどうしても日本でウイスキー造りたいんでしょ」
マッサン「ちーと黙っとってくれよ」


逆立ちして「カチューシャの唄」を歌うマッサン。
マッサンの逆立ちは波華銀行の接待以来かな。
きよし、元気か～～
住吉酒造は最近賄いが無くなったのか？
好子さんと池田君はいつも『こひのぼり』でお昼食べているけど…
優子ﾘﾝのジローが婿入りして賄い廃止になったのかもな。


エリー「黙ってられないよ～明日行こう、大将のとこ一緒に行こう」
マッサン「行かん、わしはわしじゃ。
　　　　　大将の世話にならんでも、わしはわしの力でウイスキーを造る」

夫婦喧嘩勃発

エリー「ｵｲ、ｳｲｽｷｰ造る金はどうすんねん！オッサン」
マッサン「どうにかする　ガオ～」

エリー「どうにかするってワレ～何ほざいてんねん
　　　　この家の家賃も待って貰てんねんぞ～分かってんのか　ｱﾎ
　　　　いつまで皿洗いしてんねん！このどｱﾎが」

マッサン「言われんでもわかってるわ　ガオ～」


キャサリンが行列のできるパン屋のパンを持って現れる。

キャサリン「こんばんは～お節介要らん言う人にはあげへんで～」


マッサン、キャサリンの持ってきたパンを取って外へ出る。




バゲットをかじりながら「カチューシャの唄」を歌うマッサン。



鴨居商店


鴨やん「なんか言うとったか？見せたんやろ、マッサンにもこの紙」←亀ではなくマッサンと呼んでる
エリー「逆立ちして歌っていました」


鴨やん「ははははっアホやなぁ」
エリー「大将、どうしてウイスキーを造りたいのですか？マッサンと同じ？」

鴨やん「わしはこの日本を驚かしたい。日本人を元気づけたい。人生は冒険旅行やと思てんねん」

エリー｢冒険旅行？」

鴨やん「冒険には危険が付きもんや、そやけど怖がってたら前には進まれへん
　　　　どんなに危ない道でも、しんどうても前に進まんとあっと驚く景色は見られへん
　　　　どうせ短い人生や、思いっきり冒険せなおもろないやろ」


「人生は冒険旅行」パパと同じような事を言う鴨居に親近感を持つエリー。

鴨やん｢ワテ、エリーちゃんのパパと気ぃ合いそうやな」
エリー「はい、でも今は亡くなりました」
鴨やん「ほな、ワテがエリーちゃんのパパになったろか」
エリー｢大将が」
鴨やん「日本のお父ちゃんになったる　おおお　困った事があったら何でも言いや～」

うれしそうなエリーたん。

エリー｢感謝してます　ありがとう」

ハグする二人。


鴨やん｢因みにひとつ聞きたいんやけど…パパとマッサンどっちが好きや？」
エリー「もちろんマッサン」
鴨やん「おもんないな～～もう」


シャーロットさんは堤愼一さんとのお芝居がめちゃ楽しそうにされていますね。




亀山家

庭でレンガを積んでいる。
今度は何をしでかすんじゃマッサン。


幸子が亀山家に現れる。
この子は亀山家にとっての座敷わらしか？

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ひじゅにさんの「マッサン」39話