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ムン・ヒジュン‐扉絵‐
ひじゅには、やっくんです。
やっくんちの、ひじゅにです。
本館「やっくんち」もヨロシク!
アジア系映画&ドラマ、K-POP歌詞訳、イラストetc.載せてます。

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やっくんち

2021.12.02
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カテゴリ:日本映画
​​​​​​原作は宮部みゆきの小説。
映画・ドラマ・韓国ドラマ…とあるみたいだけど、今回は映画を観た。

『前編・事件』
『後編・裁判』
…と、二作に分かれている。


☆★☆★☆★☆★☆★ネタバレあり★☆★☆★☆★☆★☆


ある雪の朝、城東第三中学校の裏庭で、藤野涼子と野田健一は死体を発見する。
それはクラスメートの柏木卓也だった。
自殺か他殺か…
涼子達に他校の生徒神原和彦が加わって、生徒達による裁判が開かれ―


なかなか味わいのある作品。
ツッコミどころというか、ちょっと疑問に思うことはあったけどね。

まず、主人公の藤野涼子が優等生タイプなのが良い。
と言っても、変に上目線だったり、皆から少し逸れた位置にいたりするのではなく
あくまでも王道というか、ニュートラルな感じ。
イジメを見逃さない優しさもあれば、イジメを止めに入れない弱さも持ち合わせている
ある意味、どこにでもいる様な子だというところが。

だから、彼女を中心に、他の生徒達は色んな方向に尖った個性の持ち主。
教師や他の大人達もそう。
そうして枝葉が伸びて絡んで世界を成している。


優秀さとか、理知的な方向に尖っていたのは井上康夫
却ってマンガチックなキャラになっているけど>まあ全員がそう言えるけど
私的には一番好感持てたキャラ(笑)

優しさの方向に伸びていたのが浅井松子だったのかな。
イジメから友人を救おうとしたり…それで結局、自分も酷い目に遭ったり
卑屈になるのではなく音楽や食べることを、つまりは人生を楽しむ様にして
明るさと強さを保っていた。
涼子ができないことを自然にしていた。

涼子が裁判をすることを思い付き、それに向かって行動できたのは
松子の死がきっかけと言えるし
裁判を行ったことで皆が達した心境や決意は、松子が既にしていたことに近い。
突き詰めれば、涼子や皆が松子の域に達するための物語と言えるかも?

そういう意味では、三宅樹里が裁判で松子を悪者にしようとしたのが象徴的。

松子が可哀想でならなかったのだけど、物語の必然でもあったということだな。
それでもやっぱり可哀想でならないけどね。


松子役の富田望生さん、凄く見覚えがある…と思ったら
朝ドラ『なつぞら』でヒロインの友達@良子を演じた人だ。
あのドラマでも容姿を弄られていたけど
今作でも容姿ゆえに余計に軽んじられていて
こーいうルッキズムを当たり前のこととして描くのはもうやめようよ!と思う。
まあ、かく言う私もイケメン好きなのは否めないのだが>ぉ

朝ドラ繋がりで言うと、涼子役の藤野涼子さんも
朝ドラ『ひよっ子』でヒロイン友達@豊子を演じていた人。
あちらも良い感じだった。


映画に戻ると>ぉ

真相に向けて緊張感を持って話がどんどん進んで行く…ってのを期待したけど
それほどでもなかった>スマソ

まあ、所々で頭を下げて謝罪したり感謝したりするところは好きだけど。

色んな出来事が錯綜して…ってのは、確かにそうなんだけど
肝心の柏木卓也の死とは関係のない事件があちこちで起きていたわけで…
否定するわけでは決してないんだけど
全てが何かしらで真相と絡みあっていて、知れば知るほど複雑化していく…って方が
好みではあったな>単なる好みですが

各人の家庭環境が描かれたのは良かったけど、ただ描かれただけって感じで
その影響の程をもっと色濃く見せてほしかったと思う。

樹理の母親の天然な毒っぷりは良かったけどね。


最後の最後の証言は、一歩間違えば拍子抜けで終わっていたと思う。
いや、あれでも拍子抜けにしか感じられない観客もいたんじゃないかなあ…
私的にはギリギリ納得できたし、そこが物語全体の肝なんだとも思うけれども
逆に、肝にしましょう!的な意図というか、それありき!の物語でした的な
自然な物語にならず作為が目立ってしまった気がしなくもなくも…


うがった見方をすると―

学校、雪、転落死、自殺かそれとも…と来ると
『トーマの心臓』(萩尾望都)を思い出させるんだけど
もしかして、本当にあれがモチーフになっているのか?
という疑惑が湧く。

『トーマ』は少女マンガとは思えない様な
まさに聖書に出てくる神と悪魔の論争がテーマになっていて
全体的に繊細で美しい物語だった。
だからトーマは、愛する人に自分の命を捧げた。

『ソロモン』は>聖書中の人物の名前をタイトルにしているのも鍵?
正反対に、利己的な人物ばかりが登場する。
だから柏木は、勝手に人を試し、その結果に落胆し、利己的に死んだ。

裁判は伝説となり、この学校からイジメはなくなったと締めていて
一見、綺麗な終わり方の様ではあるけど
素直に感動できなかったな>スマソ

それでも全体的には面白かった。


★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★

原作:宮部みゆき
監督:成島出
脚本:真辺克彦
音楽:安川午朗
主題歌:U2『With or Without You』
エンディングテーマ(前編):『ADAGIO PER ARCHI E ORGANO IN SOL MINORE』
出演:藤野涼子(藤野涼子)板垣瑞生(神原和彦)
石井杏奈(三宅樹理)清水尋也(大出俊次)富田望生(浅井松子)
前田航基(野田健一)望月歩(柏木卓也)西村成忠(井上康夫)
小日向文世(校長)松重豊(北尾)黒木華(森内)尾野真千子(神原涼子)



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Last updated  2021.12.02 20:53:13
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