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テーマ:どんなテレビを見ました?
カテゴリ:ブギウギ
おいおい!
…と思ってしまうエピソードが多かったけど ワザとなんだろうな。 そう思わせることでファンタジー色を強め 悲しみを和らげる算段ね。 侮れんぞ、『ブギウギ』!>ぉ …ひじゅにですが何か? 「寧ろ自分の苦しい心持ちを味方にして いつもよりいい歌だなんて言われるくらいじゃなきゃ」 by羽鳥 第8週『ワテのお母ちゃん』 戦争は遂にスズ子達の舞台にも影を落として来た。 芸術やエンタメの世界に圧力がかかるのは、いつの時代も同じ。 よく耳にするのは 日本のアニメ『桃太郎 海の神兵』と 『白雪姫』『ピノキオ』『ダンボ』等のディズニーアニメ。 前者はアニメとしてのクォリティは高いが内容は戦意高揚 後者は内容共に素晴らしいファンタジー …ちゅーことで 初めて聞いた時は アメリカは度量が大きいのかな やはり日本は右に倣えで圧力が特に強かったのかな …なんて思ったりしたけど 実はディズニーも戦意高揚アニメを作って(作らされて)いたそうで どこもかしこも似た様なもの。 戦争は嫌だよ、戦争は… でも、まずは、スズ子の家族を襲う影。 フラグはまんま、お母ちゃんと六郎に。 まずは、六郎- 以前、大人になってからの六郎について 「まるっきりの天然ボケじゃなくて 本質は分かってるんだな…感。 それを匂わせているキャラなのか 勝手に匂っちゃってるのか 分からんけど(笑)」 って書いたけど やっぱ、そうなんだな…って思った。 あの明るいはしゃぎっぷりは、皆が推測していた様に 「認められた」ことへの嬉しさも確かにあるとは思うけど- そうだからこそ 彼が今迄、マイペースでいながらも 周囲の自分への視線や評価をちゃんと理解し意識していたことの証だから それだけでも切ないのだけど- スズ子の前でだけ「怖い」と泣くところが 何とも言えなかったなあ… スズ子がこのドラマの主人公だから- ってのもあるけどさ>朝ドラ(だけに限らない)”お約束” でも、親には言えないことってあるよね。 心配させたり気遣わせたりしたくないから。 スズ子とはずっと仲が良かったし>他に友達もいないみたいだし 秘密を共有する仲だし>スズ子が自分の出生の秘密を知ってしまったこと スズ子の前でだけ本音を言えるというのは良かったとも言えるし切なくもある。 それにしてもさ 六郎がひょっこり東京に現れた時、幻影かと思ってしまったよ。 彼は既に戦死してしまったんじゃないかと…>それにしては早過ぎ まあ、入隊前に世話になった人に挨拶に行くと言っていたから 意外ではないはずなんだけど。 安易な幽霊ネタではなく>だから早過ぎ 六郎が最後に本当の自分を晒せて良かった>最後って言うな! 次いで、お母ちゃん- 笠置シヅ子さんは 「ワテらの職場は舞台です」 と言って、母親の死に目には会えなかった(会わなかった)そうだ。 だから、スズ子が実家に帰ってきた時も、幻影かと思ってしまったよ。 まあ、朝ドラ的には、ここで視聴者の涙を搾り取る算段だろうし 親の死より仕事優先と描いたら批判する視聴者もいないとは限らないしな。 それでも、臨終シーンは出さないのが良かった。 (ここ最近の朝ドラ”お約束”ではある) それどころか、一時的とはいえ お母ちゃん復活! のシーンを入れたところはビックリした(笑) ここもさ、幻影っちゅーか、スズ子の夢かと思っちゃったよ。 そんな奇跡を見せてくれた、お母ちゃんは 最後にもう一つの奇跡を残していった。 銭湯を畳むと言い出した時、やはり気になったのはゴンベエのこれから。 それが、ああいう形のオチになるとは(笑) その前に桃のエピソードを出して彼の存在感を立たせた。 子供時代、唯一明かされずに終わった桃の秘密がここで浮上してくるとは。 しかも、アホのおっちゃんに行かせることでゴンベエの存在感は維持。 ドアの向こうに浮かぶゴンベエのシルエット。 今迄の給料を全額貯めていたということで彼の性格や心情も伺える。 ここでスズ子が彼の差し出す200円に 「その倍は必要やわ」と言って 断るためにしろバカに具体的じゃん…と思っていたら その後に登場した女性@光子が200円持っていて はい、倍になりました! メデタシメデタシ! …って 何やそれ!? と笑ってしまったじゃないか(笑) おまけに、その場で結婚を決めちゃうし。 美人だからか? 美人じゃなかったら、どうするつもりだったんだ!? つーか、金に目が眩んだのか? 銭湯を存続させたいという思い優先で自己犠牲を払ったつもりか!? …とツッコミどころ満載だったのだが 感動した皆さん、スミマセンスミマセン! いや、ひじゅにも感動したんだよ。 悲しいエピソードが続いた後で これはサプライズであり100%のハッピーエンド。 200円+200円は 「中途半端と中途半端で人生満タンや」という カモカのおっちゃん@『芋たこなんきん』の名台詞を髣髴とさせて 幸先良いし(笑) 悲しいエピソードが幻影かと勘違いする描き方だったおかげで このラストがご都合主義に映らず、温かいファンタジーとなった 救いとなった。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3993-4c853a23 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ ![]() ![]() にほんブログ村 人気ブログランキングへ パンダ銭湯 >全部揃ってます ![]() 奇跡のりんごかりんとう>桃じゃないんかい!?と言わないように(笑) ![]() 目立たない >ピン跡が目立たない画鋲 ![]()
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2023.11.26 20:57:20
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