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今日は朝７時半から佐敷町の国保ヘルスアップ事業の体力測定の手伝いに行ってきた。「手伝いますよ」と言ったものの、朝の７時前に家を出るのは久しぶりで、少々眠たい気持ちを抑えながらも佐敷町の老人福祉センターへと向かった。

今回の体力測定は子どもの体力向上のときのような小学生ではなく、対象は国保ヘルスアップ事業の健康教室へ参加している成人の方々である。成人の方々といってもほとんどが５０歳以上の中年のおじさんとおばさんである。それでも、最近はなにかと体力測定を行う機会が多く、中年の方々はどれくらいの体力があるのか楽しみにしていた。

しかし、私の配置は顔に似合わず受付であった。明らかにさわやかではない顔の私は受付をするのはどうかと思いながらも・・・与えられた仕事をしっかり果たすことにした。

と言っても、今日予定していた人数より少ない４０人ちょっとの人しか来なかったので、受付の仕事はほとんど無かった。たぶん、来週の体力測定に負担が来るんだなと思いながら、今日の仕事は終わった。

今回の体力測定は佐敷町が受託している国保ヘルスアップ事業の体力測定であった。佐敷町はこのヘルスアップ事業以外にも以前話題にあげた子どもの体力向上事業や県内初の総合型SCのさしきスポーツクラブなど、最近の健康やスポーツへの取り組みは活発である。その活動や事業に対して私が通っている大学は積極的に支援しているのだが、近頃、この事業が終わっても住民達は活動を行っていくのだろうかと不安に思うことがある。なぜなら、さしきスポーツクラブは２年目に入り、順調に会員を増やしているのだが、いまだその知名度は高くは無い。また、自主運営にしてもまだ不安定な段階である。

佐敷町は今年から市町村合併を受け、それ自体が自治体ではないが、先程も述べたように複数の事業を受け持ち活動も盛んである。その事業が終わり、その後も対象者達が活動できるように支援体制を考えていくべきである。私達としては、教室参加者たちがさしきスポーツクラブへと活動場所を移行していくことを考えているのだが、肝心の行政側がそこまで考えているかは疑問である。もちろん、こちら側も助言していくつもりだろうが、当の本人達がさらに積極的にアイデアを捻出していく必要があると思う。

これからも、その動向に注目しつつ、一学生としてできる範囲で協力しながら勉強していきたいと思う。