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Eity

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2005.07.07
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カテゴリ:スポーツ全般
今日の4年生のゼミでは、卒論のデザインの発表であった。発表というよりはむしろ仮案なのだが、そのテーマが「地域密着型チームのロイヤルティに関して」というものであった。

私は以前からこの後輩へアドバイスをしていたので、どのような内容なのかは把握していたし、私にとってもなかなかおもしろい研究になりそうだとも思っていた。しかし、私もこの後輩もまだこの研究を進めるための仮設が立て切れないでいた。

その仮説を立てれない大きな原因は、テーマともなっている「ロイヤルティ」という言葉の意味である。多くの研究者にとってはロイヤルティという言葉は理解され、研究がされてきていることかもしれない。しかし、私達にとってはこの言葉の定義された意味を認識することはできても理解することができないでいた。

ロイヤルティといういう意味は、ここではチームに対する感情的・心理的な愛着と定義されているが、このことはなんとなく分かる。ただ、ロイヤルティという言葉がチームに対する愛着や同一視、誇りやひいきなどの感情を全て含んでいる感情なのか疑問である。たぶん、チームに対する上述した感情を含んだ言葉であるとは思うが、ロイヤルティという言葉を理解することは困難である。

世の中には多くのファンやサポーター、観戦者等がいるが、チームに対する感情には多様性があると思う。そのチームに対する愛着や応援したいと思う感情をロイヤルティという言葉に含めているのか、含めることができるのか、私達にとっては疑問である。

だが、今の段階では、私達もこの言葉の定義を経験や知識からなんとなく理解することはできている。ただ、そのなんとなくをそのまま見逃し、研究を進めていくには疑問がある。もし、後輩がこの言葉を使用するのであれば、私も一緒にこの言葉の定義を勉強していきたいと考えている。

現在のプロや民間のスポーツクラブはできるだけ多くのファンやサポーター、会員を獲得したいと考えている。そのため、マーケティングやマネジメント視点からもロイヤルティという言葉の定義を明確にし、その認識を多くの人達で共有していくことが、これからのスポーツクラブ研究の課題であり、スポーツ文化の普及の課題である。





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Last updated  2005.07.07 16:58:54
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