水はたくさん飲む方が良いのか?
欧米ではたっぷり水分を飲むとダイエット効果があり、健康に良いとされている。ヨーロッパやアメリカでは日本人に比べてタンパク質の摂取量が段違いに多い。日本人の場合、ステーキ200gを食べるとお腹いっぱいに感じる人が多いが欧米では500gを食べる人が多い!このように多量にタンパク質を取っている場合、それが体内に吸収され新陳代謝された結果分解した老廃物は尿から排出されなければならない!!この場合、尿の中のタンパク質などが分解した排泄物の濃度が一定以上に濃くなると排泄がうまくいかない。そうなると体から余分な水分を強引に奪い排尿しようとする。しかし、このように強引に水分が奪われると血液の濃度が上がり細胞中の水分が減少してくる。その結果、血液が粘って血栓が出来やすくなりいろいろな故障の原因となる。だから、多量のタンパク質を摂取した場合老廃物を無理なく排泄するための尿の濃度には限界があるため尿を出すのに必要な水分を確保する必要がある!ところが日本人のタンパク質の摂取量はそんなに多くない(70g程)日本人の主食は穀物でその主体はデンプンである。デンプンは糖質の仲間で体内で代謝するうち水分を生み出す!余分に水分を取ると腎臓が余計に働きすぎるため腎臓障害を起こしやすい!!!なので食生活、体質により柔軟に考える事が大事です。