テーマ:ニュース(100224)
カテゴリ:住いの情報
実にしばらくぶりのブログですじゃ。
建築のいやな話題のときにだけ、ここに書き込みに来るというのも なんとなく、偏屈オヤジではあるな。。。などと、自分で先に 牽制球を投げておいて、さて、本題。 構造計算事務所が耐震強度をごまかして 建築確認申請をすんなりやり過ごし、地震に耐えられない建物を 作ってもいいようにしてしまった。・・というニュース。 思う。何の得があったんだろう・・・ 私は、設計の部類では構造屋さんではなく、意匠屋の分野なので よく昔から思っていたことは、「構造屋さんてなんて、堅物なんだ!」 ということ。もしかしてこの文章を読んだ人で意匠設計屋さんが いたとしたら、「ですねぇ・・」とうなずく筈。 建築業種の中で一番融通が利きそうも無いのが構造屋さんだと思っていました。その構造屋さんが自分の首を絞めるようなことを・・・・ 建物だけではなく、地球上の創造物の美しさの原点は「構造美」だと 意匠屋の私でもそう思っています。 究極に構造を突き詰めていった美しさが外観の美に表現されます。 だから、美術品の彫刻や絵画は裸が多いのです。 あの、三毛ランジェリー・・・つまらんオヤジギャグを。。。。 彫刻家ミケランジェロ。。と言いたかったのです。。。の、作品で ダビデの像がありますね。裸だから美しいのです。 (英語読みはデイビッドの像) ダビデがGパンはいて(それも腰パンで・・)Tシャツ着ている姿は うむむ。。創造したくない。。 笑いは取れるだろうけどねぇ。 話題がそれた。いつもの大暴投になりそうだったぞ。。 ミロのヴィーナスもあの姿だから美しいのだ。 あれが浴衣姿だったら、、、それはそれなりに、、色っぽいかもしれないが。。。。 うむむむ、わざと暴投してる。 暴投族・・・・これじゃ終んないよォォォO で、 美しさはもちろん、強度に対して、自分の主張をきちんとしてくるのが 構造屋さんだったのだが、報道などによると、利益のために、収入の ために、仕方なくやっちゃっそうです。 構造部材を小さくすれば建築コストはもちろん低減できます。 世の中に数ある構造事務所のなかで、「あそこに依頼すると」 結構小さなメンバー(部材のこと)でもOK出るようだね。。 という、噂が流れたら、建築主や、元請の設計事務所は その構造設計事務所に依頼する。。と、思います。 だって、確認申請が通っちゃうんだもん。ズルしてるとは 誰も思わないでしょ。ね! てことは、申請書をチェックするところも、省略チェックしたんですね 二重三重に手抜きをやっていた。 審査していた民間の「検査機関イーホームズ」も まさか。。。と思ったでしょうねえぇ。 それはそうとして、最初の国交省の発表では、あの計算基準では 震度5までしか耐えられない計算だ。。と言っていましたが、 東京には最近、震度5程度の地震はこなかったのでしょうか?? 来ていたとしたら、もうとっくに倒壊しているはずなのですが・・・ どうして、マスコミはこのこともニュースにしないのでしょう? 視点を変えられないマスコミのニュースを鵜呑みしては 危険なことになる。。。典型ですねえ。 この続きはまた後ほど。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/19 04:16:54 AM
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