ドライバーで300ヤード飛ばすのも、1メートルのパットも1打は1打。
どちらが攻略するのに決め手となるか?
もちろんパッティングが勝敗の決め手となるのは当然のことですね。
グリーン上で絶対に2パット以上は打たない実力があるとすれば、
ドライバーで不安定な300ヤードを飛ばすのでなく、アイアンで150ヤードを2回刻んで
確実にグリーンオンできれば、アマチュアであるならばそのホールは
ボギーでアップできるはずなのです。つまりドライバーを持つホールを
全てアイアンで刻んだとしても、14オーバーであがることが出来るわけですから、
(ショートホールはもちろんアイアンですから4打マイナスです)
あっという間に100は切れてしまうわけです。
では、私が自分で考えたパッティングをご紹介しましょう。
(右利きを前提として説明しています。レフティの方は反対で考えてください)
***ボールは左つま先***
普通はボールの位置は体のセンターに置くのが常識だとは思うのですが、
私は、パッティングのときは最初から体重を左足に乗せてしまいます。
これで、余計な右から左へのスウェイが無くなりますので、
パッティングでダフッたりトップしたりがなくなります。
足の巾は広くても肩幅程度でしょうか。左足つま先を少し前に出しておきます。
***ボールを打つ***
パターでボールを捉える位置は、上半分です。出来るだけボールの上側を打ちます。
感覚は打つというよりは、押し出す感じです。
下側を打つと、バックスピンがかかってしまい、グリーン上で
ボールがコンコンと飛び跳ねたうえに、ボールの伸びが無くなり距離も出なくなります。
パターはあくまでも滑らすように水平に押し出します。
このうち方をまず身体に覚えさせます。もちろんヘッドアップは厳禁です。
パッティングの要素はこのほかに芝目や距離感などまだまだ難易度の高い問題があります。
芝目は順目か逆目か、グリーンの傾斜などは経験で感じ取るしかありませんが
覚えるまでは、キャディさんにしっかりと確認しましょう。
距離感の練習についてはまた次回ご説明します。