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カテゴリ:今日の生き物
東アフリカから西アフリカにかけて分布するボンゴの亜種で、森林地帯に単独あるいは少数の群れで生活しています。 本種の特徴として、大きな耳を持っているほか、雌雄とも角を持ち、その長さは80~100cmにも達します。大きな角を支えるだけあって、体長170~250cm、体高110~130cm、体重210~405kgとそれなりの大きさです。 また、黄色がかった赤褐色の体に10本ほどの白い縞模様科入りますが、この縞模様は深い森での保護色になっており、その姿を見つけにくくしており、別名「森の魔術師」とも呼ばれています。 ちなみに、世の中には「世界4大珍獣」と呼ばれる動物がいます。「世界3大珍獣」と呼ばれているのはジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバの3種ですが、4大珍獣の場合、本種(ボンゴ)が加わります。さらに、「世界5大珍獣」というものもあり、この場合はカモノハシが追加されます。 なお、本亜種は、100頭前後の個体数しか残っていないため、「IUCN Red List」においても「絶滅危惧CR(深刻な危機)」に選定されています。 ケニアボンゴ Tragelaphus eurycerus isaaci 鯨偶蹄目ウシ科 2004年10月31日 神奈川県横浜市金沢区釜利谷東5丁目 横浜市立金沢動物園 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 5, 2021 08:47:12 PM
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