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カテゴリ:今日の生き物
今日、ご紹介するのは「Bristolia harringtoni」。
見てお判りのように、頭部から左右に伸びる「genal spine」と呼ばれる一対の長い棘に加え、胸部から左右に伸びた棘、そして尾板から伸びた1本の棘と、合計5本の長い棘が特徴の三葉虫です。 本種は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の古生代カンブリア紀前期の地層で見られます。 ちなみに、本属は、この棘が特徴の一つになっていますが、頭部のみが見つかることが多く、なかなか完全な全身標本は見つからないため、完全な標本はいわゆる「レア物」と称されて結構な価格で流通しています。 ![]() Bristolia harringtoni レドリキア目オレネルス科 2007年2月4日 東京都国立科学博物館 展示標本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 7, 2023 11:20:21 PM
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