Carlia ailanpalai
英名は「Curious Skink」といいます。 本来は、パプアニューギニアの固有種ですが、ミクロネシアのヴエノ島とグアム、北マリアナ諸島のサイパンに帰化しており、侵入先の各地で在来種を圧迫しています。確かにグアムに行くと、街中や海岸で目につくのは本種ばっかりだったと記憶しています。見本国内で見ることができず、見た目には、つぶらな瞳と滑らかな体表がとてもきれいでかわいいのですが、グアムでは外来種と分かったとたん、ちょっとだけ複雑な気持ちにもなります。ちなみに種小名の「ailanpalai」は、パプアニューギニアの言葉で島を意味する「ailan」とトカゲを意味する「palai」にちなんで名付けられました。Carlia ailanpalai 有鱗目スキンク科 2007年1月3日 Ypao Beach, Tamuning, Guam, USA