Ellie My Love

もえ忍は、任を受けてしばらく諸国偵察の旅に出ていました。
「あっ、もえ忍、お帰りー！」
「なんだか大きくなったね。娘姿も板についちゃって・・・」
「それどころじゃないの！各地でキレイな若い娘さんがさらわれてるらしいの！お城に報告に行かなきゃ！」



「もえ忍、着替えたら僕のパンダに乗って！」「はいっ」
「さぁ、お城に急ぐぞ！」



「あれっ、リカちゃん・・・もえ忍、ホントのお姉さんになったのに、師匠、大丈夫なんだね・・・」
「あっ、そういえば！それになんだかイイ感じ♪」



お城に着くと、マイコー侍が消沈した顔で出て行くところでした
「忍びの者達、面目ないが姫をさらわれた・・・」「！！！」



「拙者目立たぬ格好で姫を捜しに参るぞ！」「・・・ど、どこが？？」
「そちたちも頼む！」「もちろん！！」



「あのー、姫を知りませんか？」「・・・・」



「ピヨさん達、敷金礼金ゼロで僕らのアタマを巣にしていいから、何か教えてくれない？」
「山の奥に住んでるお金好きの怪獣が女の子に目覚めちゃったピヨ」
「男は見たら食べられちゃうから気をつけるピヨ」
「ありがとう！！」



その頃、山の奥の怪獣のすみか。
「エヘへ、若い女の子だーいすき！しかもセレブ！ボクちゃんと結婚してよ～」
「イヤです！（きっぱり）」



「イヤよイヤよも好きのウチなのだ～」
「キャー、触らないで～！」



姫の危機！！に・・・
「姫様に何するのよ、このスケベ怪獣！」「ギャー」
「もえ忍！！」「姫様、今のうちに逃げて！」



「あっ、姫！ご無事でしたか！」「私は大丈夫、でももえ忍が！」
「何ですって！」



「姫様には逃げられたけど、くのいちちゃんもびっじーん♪」
「キャー、やめてぇ～！」



「もえ忍！！大丈夫か！！」「アフロ師匠！！」
「あーん、またボクちゃんのじゃまするぅ～！」



「姫、ご無事で何よりです・・・姫にもしもの事があったら、私生きていけません！」「・・・マイコー、うれしい・・・（ぽっ）」



「もえ忍、君が大事だってことに、やっと気がついたんだ・・・」「師匠♪」
「・・・？」「アフロが邪魔でキスできない！！あーん！」



「キィ～、ボクちゃんの前でみんながイチャイチャするぅ～！ムキ～！」
「わー、何かが起こりそうな予感！」



と、思ったら・・・
「えー、プンプンするより、私たちと飲みましょ♪」「そうそう、そっちの方が楽しいわよ♪」
「ワー、キレイなくのいちちゃん～！！ボクちゃんもう悪い事しません♪」



というわけで、めでたしめでたし。

えーっと、あたギャラにマイコーを出すことにしました。もし登用されたらかなり毛並みの違う展示物になるんじゃないかと不安ですが（登用されるのか・汗）、もし見かけても額に肉とか描かないで温かい目で見守ってくださいね。

ところで今、DMCの実写版をTVで見てるんですが・・・ピーが多すぎ！（苦笑）